2018年11月24日

インターン生がおすすめする必読書「人生の勝算」

紅葉が見頃の季節になり、ウィンターインターンや本選考で忙しい方が多いのではないでしょうか。

しかし選考を受けていて、
「本当にこのままで良いのか・・・」

と不安に思ったことはありませんか?

「でも何をすれば良いのか分からない」

そんな悩みを抱えている方に是非読んでほしいのが、「人生の勝算」です。

「人生の勝算」とは

みなさんは、「SHOWROOM」というサービスをご存知でしょうか?

これは芸能人や一般の方が、ライブ配信をして視聴者とのコミュニケーションを楽しむウェブサービスです。

アイドルが好きな方はよくご存知かもしれませんね。

 

そしてこの「SHOWROOM」を立ち上げたのが、前田裕二さんです。

石原さとみさんとの熱愛報道で覚えている方もいるのではないでしょうか。

 

そんな今話題の前田裕二さんが初めて書いた本が、「人生の勝算」(幻冬舎、2017年)です。

 

内容

人生の勝算」は、主に2つの内容に分かれます。

 

1つ目は、「SHOWROOM」について。

何を目指しているサービスなのか、どのような背景で立ち上げられたのかといったことがリアルに描かれています。

2つ目は、前田さん自身のことです。

前田さんの原点となる幼少期のことや、前田さんの大事にしていることが力強く書かれています。

 

そしてこれらを通して伝えていることは3つあります。それは、

①絆の大切さ

②努力の大切さ

③人生の「コンパス」を持つことの大切さ

です。

 

①の絆の大切さについては、「SHOWROOM」の中身の話になってくるので、ここでは②と③について本の内容を元に考えを述べていきます。

 

努力の大切さについて

みなさんは、努力をしていますか?

どれくらい努力をしていますか?

 

前田さんは「SHOWROOM」を立ち上げる以前、外資系投資銀行で働いていました。

成果を出すために、毎日朝5時までには出社していたそうです。

 

「SHOWROOM」立ち上げの際も、睡眠時間が毎日数時間という生活をずっと続けていたようです。

外資投資銀行や自ら立ち上げた会社で大きな成果を出していた前田さん。

その活躍の裏には、このような凄まじい努力があったんですね。

 

僕たちは、「あの人は才能があるから」という言葉を使いがちです。

あの人は才能があるから」という言葉の裏側には、「才能のない自分にはできなくて当り前」という気持ちが隠れています。

 

しかし夢を叶えている人たちは、自分が持っている才能だけで成功してきたのでしょうか?

 

僕は、夢を叶えることは才能のおかげではなく努力の結果だと思っています。

叶えたい夢を持ち、そこに向かって本気で努力する。その結果夢が叶う。

 

周りの人はその努力の過程を見ずに、夢を叶えたという結果だけを見て人を「才能がある」と評価しているのではないでしょうか。

 

なぜなら、

 

あの人は才能があるから夢を実現できた

→自分には才能がない

→自分は夢を実現できない

→実現できないなら努力する意味がない

 

というように、努力していない現実から目を背けることができるからです。

 

しかし、生まれつき才能がある人などいないのです。

成功している人は皆努力しているのです。

 

逆に言えば、全ての人は夢を叶える力を持っているのだと思います。

なぜなら皆、努力をすることができるからです。

 

僕は「人生の勝算」を読んで前田さんの鬼気迫る努力を感じ、これまでの甘い自分を思い知らされました。

 

人生の「コンパス」を持つことの大切さについて

本書では人生を広大な海に例え、そこで迷わないための指針のことを「コンパス」と言っています。

人生の「コンパス」を持つとは、様々な可能性が広がる人生において、何を幸せとして道を歩んでいくか、を明確にするということです。

 

前田さんの場合、「努力が正当に報われる社会」を目指し、「仕事に狂う」ことが「コンパス」でした。

その「コンパス」を見つけるために大学生のときに自己分析をしたそうなのですが、なんとノート30冊分にも及んだそうです。

 

コンパス」を持たないまま社会に出てしまったら、ただ風に流されるばかりの船旅になると思います。

もちろんそのような生活も素敵だとは思いますが、幸せという「大陸」はいつまでも見つけられないのではないでしょうか。

 

逆に「コンパス」を持っていれば、「大陸」に向かって一直線に進むことができます。

仮に持っている「コンパス」が違うと思っても、すぐに別の「コンパス」を持つことができます。

なぜならすでに「コンパス」の手に入れ方を知っており、あとはそのやり方に従うだけだからです。

 

社会人になってからはプライベートの時間をとることも難しいでしょうし、社会で生きるうえでの色々なしがらみも増えると思います。

ゆっくり時間をとって自分を見つめることは、様々な面から見て自由な大学生にしかできないのではないでしょうか。

 

そう考えると就職活動は、「コンパス」を持つための大きなターニングポイントであるように思います。

 

まとめ

僕は今まで、ビジネス書を読むことを避けていました。

ただのハウツー本だと思っていたからです。

 

しかし実際はそんなことはなく、自分の視野を広げてくれるものでした。

 

ですが、視野を広げるだけでは意味がありません。

本を読んで感じたことを実践していかなければいけないことを、ひしひしと感じています。

 

みなさんもぜひ一度「人生の勝算」を読んでみませんか。

そして自分の「コンパス」を持ち、それを頼りに努力してみませんか。

 

就職前に自分の指針を見つけるためのおすすめの1冊です。

服部 拓人

この記事を書いた人
服部 拓人

こんにちは、インターン生の服部です。僕は今4回生なのですが、留年して長期インターンをすることにしました。普段はあまりしゃべりませんが、趣味のギターを弾いているときはすごく元気です。自分次第でいくらでも動けるところがこのインターンの魅力だと思っています!

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