バンクイックの金利を引下げで総返済額を少なくする方法

投稿日:2021.04.09 更新日:2021.05.07
バンクイックの金利とは

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の金利は年1.8%~年14.6%です。

バンクイックの申込を検討している人は、自分の金利が何%になるのか、どうすれば利息を抑えて返済できるのか気になっている人も多いはず。

バンクイックを利用している人は、バンクイックの現在の金利を引下げたり返済方法を見直すことで、最終的な支払い総額を減らせるチャンスを逃しているかもしれません。

この記事では、バンクイックの金利を引下げたり、臨時返済を利用して利息を節約し、最終的な支払総額を少なく返済する方法を解説していきます。

さらに金利の決まり方や金利計算についても、難しい言葉を使わずに紹介していきます。

まずはバンクイックの金利を引下げる方法から解説していきます。

この記事の監修者【FP】恩田雅之
FP恩田雅之
1959年 東京生まれ。 専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。 2004年3月にCFP®資格を取得後6月、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。 初心者向け...

利用限度額の増額で金利が引下げられる

バンクイックの場合、利用者がバンクイックから借りられる限度額(利用限度額)によって以下のように適用金利が決まるのです。

利用限度額 基準金利
500万円以下 400万円超 年1.8%~年6.1%
400万円以下 300万円超 年6.1% ~年7.6%
300万円以下 200万円超 年7.6% ~年10.6%
200万円以下 100万円超 年10.6% ~年13.6%
100万円以下 10万円以上 年13.6% ~年14.6%

上の表のように、バンクイックの金利は利用限度額が大きくなるほど下がります。
これは他のカードローン会社でも同じです。

利用限度額とは、実際に借りている金額ではなく、借入が可能な金額のこと。

たとえ30万円しか借入残高がなくても、利用限度額が300万円であれば年7.6%〜年10.6%で金利が適用されます。

つまり、増額して利用限度額がアップすれば金利も下がる可能性があるのです。

増額するとどれほど金利が下がるのか

上の表を参考にして、増額した際の金利と利息金額の違いについて考えてみましょう。

バンクイックの利息計算は、以下の式で求められます。

利息=借入残高×利率(実質年率)÷365日×利用日数

実質年率とは、1年間借入をした場合の利率のことで、年利とも呼ばれます。

以上をふまえて、利用限度額100万円(年13.6%)から利用限度額200万円(年10.6%)に増額し、100万円を30日間借りた時の利息金額の違いを計算してみましょう。

  • 利用限度額が100万円(年率13.6%)のとき
    100万円×13.6%÷365日×30日=11,178円
  • 利用限度額が200万円(年率10.6%)のとき
    100万円×年10.6%÷365日×30日=8,712円

上記の通り同じ額を借りるとしても、金利の違いによって、たった30日で2,466円の差額が生まれるのです。

このように、バンクイックの利用限度額を増額すると金利が低くなり、最終的に支払う利息が少なくなることがあります。

ただし、利用限度額を引き上げるためには再度審査が必要です。

利用限度額の枠を引き上げるポイント

利用限度額の増額は、申込者の希望通りになるとは限りません。

申込者本人の利用限度枠は、増額の場合も三菱UFJ銀行と保証会社の株式会社アコムの審査で決められます。

利用限度枠を引き上げるには、バンクイックで何度か借入し、滞りなく返済することで信用を築き上げてください。

三菱UFJ銀行とアコムから「返済能力に問題ない」と判断されると、増額案内がくることがあるので、それが利用限度額を引上げるチャンスです!

増額審査に通過して借入額が高くなれば、同じ借入金額でもより低い金利で借りられますよ。

FP恩田雅之
FP恩田

利用限度額引き上げには、こつこつと延滞なく返済することが最初の一歩です。

バンクイックで増額をする方法は、バンクイックの会員が利用できるサービスです。
バンクイックの申込を検討中かつ複数社の借入がある方は、バンクイックへの借り換えを検討してみてください。

他社からの借り換えで金利を引下げる

現在すでに他社から借入をしている人の場合、他社からバンクイックへ借り換えると金利が引下がる可能性があります

借り換えとは、金利の高いローンから金利の低いローンへと借入先を変更することで利息を軽減して総返済額を減らす方法です。

バンクイックに借り換え専用ローンはありませんが、バンクイックの借入資金は事業資金でなければ用途自由。

他社の借入をバンクイックから借り入れたお金で返済してもOKです。

バンクイックの借り換えに向いている人

以下の2つの条件を満たす人は、バンクイックで借り換えをすることで金利を引下げられる可能性が高いです。

  • 現在1社から借り入れている
  • 現在組んでいるローンの適用金利が年14.6%より高い

先にも説明したように、新規で申込をする場合、基本的には上限金利の年14.6%が適用されます。

消費者金融で借り入れをしている方など、現在のカードローンで金利が年14.6%以上の場合は、バンクイックに借り換えると利息を節約できるのです。

借入額が少額で借り換えるなら無利息期間があるカードローンのほうがおすすめ

60日以内にカードローンで借りたお金を完済できるなら、バンクイックより無利息期間のある消費者金融のカードローンに借り換えるほうが断然お得です。

無利息期間中なら返済額をすべて元金の返済に充てられるので、銀行カードローンよりも支払う利息は当然少なくなります。

代表的な大手消費者金融3社の無利息期間を以下にまとめました。

カードローン名 無利息期間
プロミス 借入翌日から最大30日間無利息
アコム 契約翌日から最大30日間無利息
レイクALSA(レイクアルサ) 下記のいずれか
(30日間・60日間・180日間の無利息期間は併用不可)

  1. WEB申込限定で借入額全額が初回契約翌日から60日間無利息
    ※契約額1~200万円まで
  2. 借入額5万円まで初回契約翌日から180日間無利息
    ※契約額1~200万円まで
  3. 借入全額が初回契約翌日から30日間無利息

上記の3社の中でも特におすすめのカードローンは、無利息期間が選べるレイクALSA(レイクアルサ)です。

レイクALSAは無利息期間が選べてお得

例えば、バンクイックの借入残高が10万円(実質年率14.6%)で、60日後に全額返済できるとします。

このときバンクイックで60日後に全額返済する場合と、バンクイックからレイクALSA(レイクアルサ)に借り換え、60日間の無利息期間を利用して全額返済する場合では、以下のような違いが生まれます。

カードローン会社 借入残高 60日後の利息額 60日後に支払う返済総額
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
10万円 2,400円 102,400円
レイクALSA
(レイクアルサ)
10万円 0円 100,000円

このようにレイクALSA(レイクアルサ)の無利息期間サービスを利用すれば、2,400円の利息を節約できるのです。

無利息サービスを上手に活用すれば、バンクイックや金利が低めに設定されている他行よりも利息を節約して最終的な返済総額を減らせますよ。

「もうすぐ返せそうで、利息はなるべく払いたくない」という方には、レイクALSA(レイクアルサ)をおすすめします。

実質年率 4.5%~18.0%
※遅延損害金(年率):20.0%
限度額 1~500万円
審査時間 申し込み後最短15秒
  • 初めての方ならWEB申込限定で60日間の無利息特典(契約額200万円まで)
  • 審査は申し込み後最短15秒
  • WEBなら最短60分融資も可能

【レイクALSA基本情報】

融資限度額 1万円~500万円
貸付利率(実質年率) 4.5%~18.0%
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
無利息サービス※
  • WEB申込限定で借入額全額が初回契約翌日から60日間無利息※契約額1~200万円まで
  • 借入額5万円まで初回契約翌日から180日間無利息※契約額1~200万円まで
  • 借入額全額が初回契約翌日から30日間無利息
利用対象 満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方、ご自分のメールアドレスをお持ちの方)で安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
遅延損害金(年率) 20.00%
返済方式
  • 残高スライドリボルビング方式
  • 元利定額リボルビング方式
返済期間・回数 最長8年・最大96回(ただしカードローンは最長5年・1回~60回)
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。
必要書類 運転免許証等
※収入証明(契約額に応じて、当社が必要とする場合)
担保・保証人 不要
発行会社 新生フィナンシャル株式会社
貸金業者登録番号 関東財務局長(9) 第01024号
日本貸金業協会会員第000003号

※30日・60日・180日の無利息サービスは併用不可。また、どれも初めてレイクALSAを利用する方限定の特典であり、無利息期間は初回契約日翌日からスタートします。無利息期間が過ぎると、通常の金利が適用されることになるので、無利息期間を無駄にしないよう計画的に利用してください。

バンクイックの増額および借り換え申込前の注意点

ただし以下2つのケースのいずれかに当てはまる人は、バンクイックの増額や借り換えに向いていません。

  1. 他社借入総額が年収3分の1より多い
  2. 複数社から借り入れがある人

それぞれ詳しく説明していきます。

借入総額が年収3分の1より多いと借り換えできない

「複数社から借入中だけど、銀行カードローンは総量規制の対象にはならないと聞いたから、バンクイックへの借り換えで借入を一本化しよう」

この記事を読んでいる方のなかには、上記のように考えている方もいると思います。

総量規制とは、消費者金融など賃金業者が申込者の返済能力を超える貸付をしないように賃金業法で実施された規制です。

総量規制では他社と合わせて年収3分の1までの借入に制限しています。

厳密にいえば、銀行カードローンは賃金業法の範囲外のため、総量規制の対象にはなりません。

ただし、銀行カードローンは総量規制と同じくらい、貸付額の自主規制を行っています

総量規制を超える金額を借りようとしている申込者に、三菱UFJ銀行がお金を貸すことはありません。

そのため、銀行カードローンへの借り換えは、他社と合わせて年収3分の1までの範囲で借り換えができる方にとっては最適な選択肢だといえます。

他社借入額が多い方は、まず現在借りているお金を返済することに集中してください。

他社からの借入件数が多いと審査に落ちる

複数の金融機関からの借入を、借り換えによって一本化する方法があるのです。

複数社の借入を1社のローンに組み直すことは、おまとめとも呼ばれます。

バンクイックは他社借入があっても申込可能ですので、おまとめ目的で融資を受けることはできます。

ただし他社借入件数が4件以上の多重債務者の場合、金額が総量規制の範囲内であっても借入できない可能性が高いでしょう。

このような方はバンクイックで増額を申し込むのは、借入先を整理してからにしてください。

FP恩田雅之
FP恩田

総量規制は消費者金融などの賃金業者からの借入以外にクレジットカードでのキャッシングも総量の中に含まれます。
使用しないカードは早めに解約していきましょう。

ここまでの説明で、「現状では金利を引下げられそうにない」と感じた方も、ご安心ください。
次に、利息を減らして最終的な支払い総額を最小限にする方法をご紹介します。

臨時返済で返済期間を短く、金利を最小限にする

利息を減らして最終的な支払い総額を最小限にするには、毎回の返済だけでなく臨時返済を組み合わせて返済する方法が効果的です。

バンクイックの返済方法を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

臨時返済とは、最小返済額より多めに返済をすることで、繰り上げ返済、追加返済、任意返済とも呼ばれています。

完済を早めるためには、なるべく毎月臨時返済できるように家計を調整しておくことが利息節約のポイントです。

それでは、バンクイックの毎回の最小返済額がどのように決まっていて、臨時返済を組み合わせることでどれほど節約できるのか、順番に見ていきましょう。

まずは、バンクイックの毎回の最小返済額から紹介します。

バンクイックの返済額は借入残高に応じて毎回の返済額が変わる

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の毎月の最小返済額は、どのようにして決まるのでしょうか。

バンクイックの毎月の最小返済額は、借入利率が8.1%超かどうかで異なります。

借入残高 借入利率が年8.1%超の場合の最小返済額 借入利率が年8.1%以下の場合の最小返済額
10万円以下 2,000円 1,000円
10万円超~
20万円以下
4,000円 2,000円
20万円超~
30万円以下
6,000円 3,000円
30万円超~
40万円以下
8,000円 4,000円
40万円超~
50万円以下
10,000円 5,000円
50万円超 利用残高が10万円増すごとに2,000円を追加 利用残高が10万円増すごとに1,000円を追加

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の毎回最小返済額か、それ以上の返済をしていればOK。

お財布事情が苦しくても、最小返済額さえ返していれば滞納になることはありません。

ただし毎月の最小返済額だけを支払っていると元金がなかなか減らないので、返済期間が長期化して利息がふくらみ、返済総額も多くなる恐れがあります。

毎回最小返済額ずつのみと臨時返済を組み合わせた返済のみの金額を比較

毎月最小返済額ちょうどしか返済しないケースでは、どのくらい返済が長引くのでしょうか?

バンクイック公式サイトの返済シミュレーションを利用して試算してみましょう。

なお、今回の試算では上限金利である年14.6%で借り入れる3つのケースを想定しています。

借入額10万円のとき
毎月の
返済額
2,000円
(最小返済額)
10,000円 20,000円
返済回数 6年5ヶ月 11ヶ月 6ヶ月
利息総額 54,952円 7,280円 3,812円
借入額30万円のとき
毎月の
返済額
6,000円
(最小返済額)
10,000円 20,000円
返済期間 6年6ヶ月 3年2ヶ月 1年5ヶ月
利息総額 165,004円 75,515円 33,268円
借入額50万円のとき
毎月の
返済額
10,000円
(最小返済額)
15,000円 20,000円
返済期間 6年6ヶ月 3年7ヶ月 2年6ヶ月
利息総額 275,050円 145,117円 99,732円

上記の表からわかるように、毎回の最小返済額ずつのみの返済では、どのケースでも完済までに6年以上かかってしまいます

いっぽう借入額30万円のケースを見てみますと10,000円毎月支払っている場合は、およそ半分の期間で返済可能です。

「完済にかかる期間と利息総額がこんなに違うの!?」と思いますよね。

このように、毎回の返済額を最小返済額より可能が限り上乗せして返済するだけでも金利負担を着実に減らせるのです。

毎回の返済額だけを月々支払っているのと、毎回の返済額+追加返済で返済回数を減らすのとでは、返済回数が少なくなるぶん最終的に支払う利息額に違いがでてきます。

まとまったお金で臨時返済や一括返済をすると返済期間をさらに短くできる

さらにボーナスや祝い金などでまとまったお金を臨時返済すると、さらに最終的な利息総額を減らすことが可能です。

特にボーナスや祝い金などが入った時は臨時返済のチャンス!

洋服を1着購入するのを我慢してみたり、飲み代を節約してカードローンの返済に充ててみたりして、単発的な努力でもいいので、なるべく臨時返済に励んでみましょう。

FP恩田雅之
FP恩田

毎月臨時返済が難しい方でも、ボーナスなどが入ったら積極的に返済に回しましょう。
ただし、返済を急ぐあまり新たに借入をしないような家計のバランスも大切です。

一日でも早く多く返済しておくと、完済までの期間や利息を短くできるので、気持ちにも余裕が生まれますよ。

たとえ1,000円でも、早く元本を減らすことが金利負担を減らすコツです。

バンクイックと他社の金利比較

そもそもバンクイックの金利は他社と比べて高めなのか低めなのか、以下の表から比べてみました。

他行カードローン 金利(実質年率)
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
年1.8%~14.6%
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0%
三井住友銀行カードローン 年1.5%~14.5%
楽天銀行カードローン 年1.9%~14.5%
りそな銀行カードローン 年3.5%~13.5%
オリックス銀行カードローン 年1.7%~17.8%
イオン銀行カードローン 年3.8%~13.8%
じぶん銀行カードローン 年1.48%~17.5%
賃金業者カードローン 金利(実質年率)
プロミス 年4.5%~17.8%
アコム 年3.0%~18.0%
SMBCモビット 年3.0%~18.0%
レイクALSA 年4.5%~18.0%
三菱UFJニコス
(ローンカード)
年6.0%~17.6%
セディナ(For Life DX) 年8.0%~18.0%

なぜどのカードローンにも下限金利から上限金利の幅があるのかというと、カードローンから借りられる限度額に応じて、適用金利が変わるからです。

基本的にカードローンを初めて利用するときには、上限金利が適用されます。

そのため、金利を比較する際には上限金利で比較しましょう。

上の表からも分かるように、バンクイックの金利設定は賃金業者カードローンと比べると圧倒的に低め。

バンクイックの上限金利14.6%に対し、消費者金融カードローンや信販会社のカードローンは17.6%~18.0%です。

ところが銀行カードローンのなかでは、バンクイックより金利が低めなカードローンが少なくありません。

これらを踏まえれば、バンクイックはカードローン業界全体を見れば金利は低めではあるものの、銀行カードローンのなかでは標準的

バンクイックの金利は銀行カードローンのなかでも決して高くはありませんが、バンクイックのサービスを利用しつつ、さらに金利を引下げたり、利息を最小限にして返済する場合には、これまでに説明したいくつかの方法を活用してみてくださいね。

まとめ

バンクイックを増額して利用限度額がアップすれば、金利を引下げられる可能性があります。

他社で借り入れている場合、以下の条件に当てはまる人なら、他社からバンクイックへ借り換えることで金利を引下げられるのです。

  • 現在1社から借り入れている
  • 現在組んでいるローンの適用金利が年14.6%より高い

もし短期で返済する目処が立っている場合は、無利息期間のある消費者金融カードローンのほうが利息を抑えられます。

ただし、以下の2点に当てはまる場合は、増額と借り換えには向いていません。

  1. 他社借入総額が年収3分の1より多い
  2. 4社以上から借入がある人

上記の2点にあてはまる方であろうとなかろうと、毎回の返済に加えて臨時返済で返済期間を短くすると、利息を最小限にとどめられます。

この記事を読んで改善の余地があると思った方は、改めて返済計画を見直し、利息を抑えてかしこく返済していきましょう。