みずほ銀行カードローンの金利を計算して利息を減らす方法を徹底解説
と考えている人はいませんか?
カードローンの金利が低ければ低いほど、支払う利息を減らせます。
しかしカードローンが設定している金利の幅は広く、どの金利が自分に適用されるのか疑問に感じてしまう人もいるでしょう。
この記事では、みずほ銀行カードローンの金利はどうやって決まるのか、また金利を下げて利息を減らす方法などを紹介します。
結論をいうと、みずほ銀行カードローンはカードローンの中でも金利が低めに設定されており、利息の支払いを抑えてお金を借りたい人におすすめできるカードローンです。
記事の中ではみずほ銀行以外の銀行カードローンや、消費者金融との金利比較も行いますので、みずほ銀行カードローンに申し込む前の参考にしてください。
まずはカードローンの金利についておさらいしておきます。
「金利の仕組みはわかっている」という方は、目次の『利用限度額に応じて金利は変わる』から読み進めてください。
そもそも金利って何?
みずほ銀行に限らず、カードローンでお金を借りる際には、”金利”という言葉を目にすると思います。
ここでは金利がどのようなものなのか、わかりやすく解説します。
金利とは借りたお金に対して支払う金額の割合のこと
「金利のことは知っているから、みずほ銀行カードローンの金利について知りたいよ」という人は、この章は飛ばしてくださいね。
金利の前に、カードローンでお金を借りたときに発生する”利息”について解説します。
利息とは、お金を借りた人が貸してくれた人に対して、借入金(元本)を返済する際に、借入金に上乗せして支払うお金のことを指します。
わかりやすく例えると、お金のレンタル代金のようなものです。
この利息を計算するために、金利が必要になります。
金利はポイント(%)で表現され、仮に金利が1年で10%だとすると、10万円を借りて1年後に返すとすると、10万円×10%=1万円の利息が発生するというものです。
利息がどのくらいかかるのかは、金利によって変わり、金利は各会社よって変化します。
年利は最大でも20%が上限
各会社によって変わる金利ですが、上限は利息制限法でも出資法でも定められています。
- 元本の額が10万円未満の場合:年20%
- 元本の額が10万円以上100万円未満の場合:年18%
- 元本の額が100万円以上の場合:年15%
カードローンの金利の上限は、元本によって基準が変わります。
仮に元本が15万円で、年20%の金利に当たる利息を請求された場合は、法律違反です。
遅延損害金の上限金利
返済用口座にお金が入っていないなどの理由で、カードローンの返済が遅れた場合、”遅延損害金”が発生します。
遅延損害金とは、支払いが遅くなってしまったときの貸し手の損害金のことです。
日割りで計算して支払いを求められるため、延滞日数が増えるほど支払額もそれに応じて加算されます。
遅延損害金の場合、多くのカードローン会社が設定している金利は、先ほど紹介した最大金利の年20%です。
みずほ銀行カードローンの場合も例外ではなく、遅延損害金のときの金利は、年19.9%という高い数値を設定しています。
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また利息制限法で法律上の上限金利が決められていることも覚えておきましょう。
ここまで、金利とは何かを説明しました。
次に、金利は利用限度額に応じて変わることを解説していきます。
利用限度額に応じて金利は変わる
先ほど紹介した金利が年19.9%というのは、あくまでもなんらかの理由で支払いが遅延したときに適用されるものです。
みずほ銀行カードローンの通常金利は、年率2.0~14.0%となります。
金利に12.0%ものばらつきがあるのは、利用限度額によって適用される金利が変わるためです。
利用限度額は、みずほ銀行カードローンで利用できる最大の金額を指しています。
利用限度額の決め方については、のちほど詳しく紹介します。
みずほ銀行カードローンの利用限度額ごとの金利は、以下のとおりです。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
10万円~100万円未満 | 年14.0% |
100万円以上~200万円未満 | 年12.0% |
200万円以上~300万円 | 年9.0% |
300万円以上~400万円未満 | 年7.0% |
400万円以上~500万円未満 | 年6.0% |
500万円以上~600万円未満 | 年5.0% |
600万円以上~800万円未満 | 年4.5% |
800万円 | 年2.0% |
利用限度額が増えるほど、金利は下がっていますね。
この金利の数値を見ても、金利が高いのか低いのかわからない人もいるかと思います。
以下で、他行のカードローンの金利や、主要な消費者金融の金利と比較をします。
他行・消費者金融との比較
みずほ銀行カードローンの金利は、年率2.0%~14.0%でした。
ここではみずほ銀行カードローンの金利が大きいのか小さいのか比較するため、他行との金利を比較します。
カードローン名 | 金利 |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~年14.0% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5%~年14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 年1.8%~年14.6% |
りそな銀行カードローン | 年1.99%~年13.5% |
他行との比較をしてみたところ、そこまで大きな差はなく、似たような金利となりました。
つづいて、みずほ銀行カードローンと消費者金融の金利と比較します。
カードローン名 | 金利 |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0% |
プロミス | 年4.5%~17.8% |
アコム | 年3.0%~18.0% |
アイフル | 年3.0%~18.0% |
消費者金融と比較した場合、みずほ銀行のカードローンの方が下限、上限金利ともに低いことがわかりますね。
みずほ銀行住宅ローンを利用すれば、金利が0.5%下がる
みずほ銀行カードローンを利用する場合、同行の住宅ローンを利用することで、利用限度額に関わらず一律で0.5%の金利引き下げが適用されます。
住宅ローン適用後の金利は、以下のようになっています。
利用限度額 | 引き下げ適用前の金利 | 引き下げ適用後の金利 |
---|---|---|
10万円~100万円未満 | 年14.0% | 年13.5% |
100万円以上~200万円未満 | 年12.0% | 年11.5% |
200万円以上~300万円 | 年9.0% | 年8.5% |
300万円以上~400万円未満 | 年7.0% | 年6.5% |
400万円以上~500万円未満 | 年6.0% | 年5.5% |
500万円以上~600万円未満 | 年5.0% | 年4.5% |
600万円以上~800万円未満 | 年4.5% | 年4.0% |
800万円 | 年2.0% | 年1.5% |
「たった0.5%の差でしょ?」と感じる方もいるかも知れませんが、金利0.5%の差は、支払総額に大きな差をもたらします。
たとえば利用限度額が最も低い10万円~100万円の人が、80万円借りて毎月1万円返済するときのことを考えてみましょう。
支払総額や返済回数の結果は、以下のようになります。
みずほ銀行の住宅ローンを利用中 もしくは返済済み |
みずほ銀行の住宅ローンを利用したことがない | |
---|---|---|
金利 | 年13.5% | 年14.0% |
返済回数 | 239回 | 247回 |
支払総額 | 1,555,900円 | 1,615,952円 |
たった0.5%の金利の差で、支払総額がおよそ6万円も変わります。
みずほ銀行の住宅ローンを利用中、もしくはすでに返済が完了している人であれば、同じみずほ銀行でカードローンを申し込む明確なメリットとなります。
ただしみずほ銀行住宅ローンの金利引き下げが適用されるのは、すでに借りている人のみです。
カードローンの契約後に、住宅ローンを申し込んでも金利は下がりませんので、注意しましょう。
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「金利は自分で決められないの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
次に、金利は自分で決められないことを解説していきます。
金利は自分で決定をすることができない
先ほども紹介したように、みずほ銀行カードローンの金利には10%以上の大きな幅があります。
利息をなるべく減らすために、できる限り低い金利でお金を借りたいですよね。
しかしみずほ銀行カードローンでは、自分で金利を決定できることはなく、契約時に設定される”利用限度額”に応じて変化します。
それではその利用限度額は、どのように決まるのでしょうか?
利用限度額の決定方法について、以下で紹介します。
利用限度額は、収入や保有資産、信用情報の審査によって決定される
利息を減らすために、お金はできる限り低い金利で借りたいですが、みずほ銀行カードローンの場合、利用限度額に応じて変化します。
みずほ銀行カードローンでは、利用限度額は契約時に提出する収入や保有資産、信用情報の審査によって決定します。
信用情報とはたとえば、クレジットカードの延滞の有無、他の金融機関での借入状況などです。
要はどのくらいの利用限度額だと貸し出しをしてもしっかりと返済してもらえるのか、申込者の返済能力が審査されているわけです。
初回利用者はみずほ銀行カードローンでの返済経験がないため、利用限度額が最大になりにくいことを理解しておきましょう。
契約後でも金利が下がる可能性がある
利用限度額によって、借入当初の金利は決定しますが、契約後に、金利が下がる可能性はあります。
お金を借りて、毎月しっかり返済していると、利用限度額の増額に関する案内が届くこともあります。
案内に従って増額の申請を行い、無事に申請が認められると、利用限度額が上がり今よりも低い金利になるので、案内を見逃さないようにしましょう。
反対に金利が上がってしまう可能性もあります。
たとえばみずほ銀行カードローンの利用開始後に、年収が下がったり、毎月の返済が度々遅れたりするなどしたときです。
長期間の延滞をする、または返済能力がなくなったと判断されると、カードローンの利用自体ができなくなる可能性もあるので、注意してください。
みずほ銀行カードローンは変動金利なので注意
金利には固定金利と変動金利があり、みずほ銀行カードローンでは、変動金利を採用しています。
変動金利は、金融情勢の変化により金利が変動することを指します。
金融情勢の変化とは、物価の上昇(インフレ)・下落(デフレ)、日銀の金融政策によってお金の価値が変動することです。
変動金利だと、金利が上下することを考慮して、契約時の金利は固定金利よりも低めに設定されています。
数年で返済できる額を借り入れるのであれば、長期の返済に比べ大きな金融情勢(金利上昇)に直面する確率が小さくなるので、変動金利の方が返済額は少なく可能性は高いでしょう。
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また金利水準が変わらない場合も変動金利が有利です。
利息を減らす方法
利息を少なくすると、支払総額が減るのでお得にカードローンを利用できますね。
先ほど紹介した利用限度額を増加させることで、金利を下げ、結果的に利息を減らせます。
利息を減らす方法は金利を下げる以外にもあるので、紹介します。
任意返済を活用する
みずほ銀行カードローンの支払方法は、契約時に決めた返済日と返済額を返済する約定返済です。
ただ約定返済以外にも、任意返済で借入額を返済していく方法もあります。
任意返済とは、利用者が任意のタイミングで借入額を支払う返済方法です。
任意返済を行うことで、返済期間が短縮して支払う利息を抑えられます。
任意返済をすることで、どのくらい利息が減るのか2つのケースでシミュレーションします。
金利は年14.0%、20万円借りたときを想定します。
【任意返済をした場合の利息総額】
月々の返済額 | 随時返済の金額 | 利息総額 | |
---|---|---|---|
約定返済のみで完済 | 4,000円 | なし | 107,473円 |
任意返済をして完済 (2つのケース) |
4,000円 | 毎月8,000円 | 26,598円 |
4,000円 | 初回返済時に30,000円 | 70,064円 |
任意返済すると元本を直接減らせますので、その分の利息が軽減されます。
利息をなるべく少なくしたい人は、資金面に余裕を作り、任意返済をしてなるべく早く返しきりましょう。
返済額を増やす
みずほ銀行カードローンの契約時に返済額を決めますが、そのときにできるだけ多くの返済額にしておくことで、支払う利息を減らせます。
毎月の返済額が異なると、どれくらい利息に影響が出るのか実際にシミュレーションしてみましょう。
たとえば、10万円(金利年14.0%)を利用して毎月の返済額を2,000円にした場合と、借入金額と金利を同じ条件で毎月の返済額を1万円にした場合の比較が以下の表です。
毎月2,000円返済 | 毎月1万円返済 | |
---|---|---|
返済回数 | 78回 | 12回 |
利息 | 53,673円 | 8,274円 |
毎月8,000円の違いがあるものの、総返済額と返済回数に大きな差が出ます。
ただしみずほ銀行カードローンの場合、契約時に決められた返済額を毎月支払うのがルールです。
したがって、月々の返済額の増額および減額はできません。
余裕がある範囲内で、月々の返済額を増やしておきましょう。
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返済額はすべて元本の返済に充てられますのでその分の利息の削減ができます。
みずほ銀行カードローンはどんな人におすすめ?
みずほ銀行カードローンを借りるときの金利の決定方法や、利息の減らし方を紹介しました。
ただ結局のところ、みずほ銀行カードローンはどんな人におすすめなのか、気になると思います。
結論から話すと、みずほ銀行カードローンは以下の方におすすめのカードローンです。
- 総支払額を減らしたい人
- 即日融資を求めていない人
それぞれの理由を以下で解説します。
総支払額を減らしたい人
同じ金額を借りて、同じ金額を毎月返す場合、金利が低くなればなるほど利息は減るので、総支払額も減ります。
銀行カードローンは消費者金融の金利と比較して、低金利です。
みずほ銀行カードローンは住宅ローンを利用していることで、下限金利、上限金利をともに引き下げられます。
そのため総支払額を減らしたい人には、みずほ銀行カードローンがおすすめです。
即日融資は求めていない人
みずほ銀行カードローンでは、即日融資ができません。
審査結果自体は、Webから申し込んだ場合、数日程度で分かりますが、そこからローンカードが届いたり手続きをしたりして、トータルすると申し込みから2週間程度かかります。
「お金がすぐに必要なわけではないけど、1ヶ月後ぐらいに大きな支出がある」と考えている人は、みずほ銀行カードローンで契約しても問題ないでしょう。
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そのぶん、審査期間も長くなります。
即日融資を求めている人は消費者金融へ
みずほ銀行などの大手銀行がカードローンの審査を早めてくれることは考えにくいです。
どうしてもすぐに現金が必要な場合は、消費者金融カードローンで借りましょう。
通常金利はみずほ銀行カードローンよりも高く設定されていますが、プロミスやレイクなどの大手消費者金融であれば、最短3分から20分で融資可能です。
金融会社名 | 審査回答スピード | 融資スピード | 土日即日融資 | 金利(実質年利) |
---|---|---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 最短当日 | 最短翌営業日以降 | 不可 | 年2.0%〜14.0% |
プロミス | 最短3分 | 最短3分 | 可 | 年4.5%〜17.8% |
アコム | 最短20分 | 最短20分 | 可 | 年3.0%〜18.0% |
レイク | 最短15秒 | 最短25分 | 可 | 年4.5%〜18.0% |
プロミスやアコム、レイクは、はじめて契約する人に限り30日間無利息になるサービスを実施しています。
自分が置かれた状況を確認して、自分に適した借り方を行いましょう。
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1回ぐらいの利用で考えているのでしたら消費者金融の利用も検討してみましょう。
みずほ銀行カードローンは借り換えもできる
みずほ銀行カードローンは”借り換え”ができます。
借り換えとは、現在利用しているカードローンから、別のカードローンに乗り換えて返済を続けることです。
現在利用しているカードローンの金利が、みずほ銀行カードローンの金利よりも高い場合は、借り換えることで支払総額が減る可能性もあります。
以下では、みずほ銀行カードローンに借り換える方法を紹介します。
みずほ銀行に借り換えの申し込みをする
みずほ銀行に借り換えの申し込みを行います。
申し込む際には、店舗に出向いてもいいですが、インターネットでも申請できます。
「わざわざ外に出たくないよ」という人はインターネットから、「申し込みに不安がある」人は店舗に行って窓口に相談しましょう。
みずほ銀行カードローンを利用するには、みずほ銀行の口座を所有している必要があります。
口座をすでに所有している人であれば、スムーズに手続きが進むものの、口座を持っていないと申し込みから利用開始までに時間がかかります。
必要書類を提出して現金を借りる
申し込みが完了したら、必要書類をみずほ銀行に送付します。
必要書類とは運転免許証やパスポートなどの本人確認書類と、源泉徴収や納税証明書などの年収を確認できる書類のコピーのことです。
この審査で、利用限度額が決定します。
審査が終了すると、現金を借り入れできるようになるので、他社の借り入れを一括で返済し、みずほ銀行に月々の返済を行いましょう。
みずほ銀行カードローンでは、みずほ銀行の口座で自動的に引き落としされます。
支払方法や支払口座が変わる場合は、とくに注意しましょう。
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借り換え専用のカードローンの場合、原則追加の借り入れを行うことができません。
返済シミュレーションをしてからカードローンを申し込もう
みずほ銀行カードローンからお金を借りて、返せなくなると、債務整理をするなど法的な手続きが必要になります。
そのためカードローンを利用する前に、返済シミュレーションをしてからお金を借りるのがおすすめです。
みずほ銀行カードローンは公式サイトで、3つの返済シミュレーションを掲載しています。
実際にシミュレーションができるので、「みずほ銀行カードローンで借りようかな」と考えている人は、ぜひシミュレーションしてください。
すでに利用している人は、こまめに利用して、このままの返済額で大丈夫なのか計算してください。
以下では、それぞれの特徴を紹介します。
返済金額シミュレーション
返済金額シミュレーションでは、借入金額と返済月数、年率の金利を入力すると、毎月返済する金額が出てきます。
借入金額は1円単位、金利は0.1%~20.0%まで入力可能です。
注意点として、返済月数を長くしすぎると、みずほ銀行カードローンの方から示される最低支払金額を下回ってしまいます。
また返済月数が長くなると、その分だけ利息が増えるので、できる限り早めに返済できるようシミュレーションをしてください。
金利は0.1~20.0%で入力できますが、みずほ銀行カードローンの場合は2.0%~14.0%(住宅ローン適用の場合は1.5&%~13.5%)なので、その範囲内で計算しましょう。
「利用限度額がどれくらいになるか分からない」人もいるかと思います。
基本的に自分が借りたいと考える金額を利用限度額にしておくと、安心です。
仮に400万円借りたいと考えたときに、利用限度額が600万円になるだろうと予測して、年利4.5%でシミュレーションするとします。
審査は通過し無事に400万円借りられても、利用限度額が400万円のシミュレーションをしなおす必要があります。
このときあらかじめ利用限度額400万円でシミュレーションしていると、支払金額はシミュレーションとおりです。
シミュレーションよりも利用限度額が増えると、金利が下がり返済に余裕ができるだけなので大きな不都合はありません。
また利用限度額の審査が希望している借入金額を下回ると、そもそも借り入れができなくなります。
借入金額と利用限度額を同じにしてシミュレーションしておくことで、実際にお金を借りたときに、思っていた以上に金利が高くて支払いが苦しくなることを避けられます。
返済期間シミュレーション
返済期間シミュレーションでは、みずほ銀行カードローンの利用限度額と借入金額、金利を入力すると、返済期間がわかります。
返済期間シミュレーションでは、毎月決まった返済額を返済し続けた金額で計算しているので、任意返済をしたときのことは調べられません。
借入金額と利用限度額を一緒にすることで、最長でどのくらいの期間支払うことになるのか調べられます。
返済回数シミュレーション
返済回数シミュレーションは、借入金額、返済月数、金利を入力すると返済回数が分かります。
返済月数は2,000円~入力できます。
ここで紹介した返済シミュレーションを実際に利用して、”毎月の返済額””返済回数””完済までの期間”を明確にし、正確な返済計画を立てましょう。
オンダFP事務所 / 恩田 雅之
それぞれの返済シミュレーション結果をみて、トータルの支払利息金額の比較もしっかり行いましょう。
まとめ
この記事では、みずほ銀行カードローンの金利について解説しました。
金利は支払総額に直結する大切な数値です。
みずほ銀行カードローンの通常金利は年2.0~14.0%で、同行の住宅ローンを利用していると、年0.5%引き下げが適用されます。
金利を下げるには、住宅ローンを利用している以外にも、借入限度額を増やす方法もあります。
実際にみずほ銀行カードローンでお金を借りようと考えている人は、返済シミュレーションをして「この金額なら返せる」と判断して申し込みを行いましょう。