学生でもお金は借りられる?学生が利用できるお金の借入方法を状況別に紹介

更新日:2024.05.27 投稿日:2023.07.28
学生がお金を借りる方法とは
20代男性困り顔
学費が支払えない・・・
カードローンの審査に落ちた20代女性
一人暮らしの生活費が足りない
アイコン_嵩さん風男性
定期代の支払いが厳しい・・・

学生生活を送る中で、上記のようにお金の支払いに悩んでいる学生は多いのではないでしょうか

実際、高校生から大学院生までの2.6人に1人が、日本学生支援機構から奨学金を借りているという事実があります。

借りたお金は必ず返済しなければなりませんが、お金を借りて理想の将来を実現できる可能性があるのです。

しかし当然ながら、社会人と比較して学生が利用できるお金の借入方法は制限されます。

そのため学生がお金を借りるためには、学生が利用できるお金の借り方を知るのが大切。

この記事では、奨学金をはじめとする学生がお金を借りる方法を紹介していきます。

なお周囲の誰にもバレずにお金を借りる方法も紹介しているので、ぜひ自分に合った借り方を見つけてください。

まずは、どういった借り方があるのか、借り方の特徴と合わせて一覧表で見てみましょう。

この記事の執筆者【編集長】黒木
フィンクル編集長の黒木
FP技能士の資格を保持している、フィンクル編集長の黒木です。 アイフル・レイク・楽天銀行スーパーローン・アコムの4社のカードローンの利用経験あり。 実際にカードローンを利用していたからこそ...
この記事の監修者【FP】志塚洋介
FP志塚洋介
証券会社で個人の資産コンサルティング業務を経験。不動産会社へ転職し管理不動産の入出金管理を行う。 その後独立し、行政書士として独立開業し、相続・遺言の手続き代行など民事を中心に、FPとしては証券...

学生がお金を借りる方法一覧

学生が利用できる借入方法をまとめました。

利用できる年齢 金利 保証人・担保 特徴
奨学金 原則、年齢制限なし 必要
(不要の場合もあり)
学費など高額な借り入れができる
教育一般貸付 不要 学費など高額な借り入れができる
ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付 必要 未成年でも条件を満たしていれば利用できる
学生ローン 18歳~ 不要 家族にバレずに借り入れできる
目的ローン 20歳~ 不要 資金使途が限られる分金利が低め
フリーローン 20歳~ 不要 借り入れの度に審査が必要
ショッピングローン 20歳~
(親の同意があれば未成年でも利用可能な例あり)
不要 未成年でも親の同意があれば利用可能
大手消費者金融カードローン 20歳~ 不要 家族にバレずに借り入れできる
クレカ(※)のキャッシング枠 20歳~ 不要 家族にバレずに借り入れできる
銀行カードローン 20歳~ 不要 学生での利用は難しい
内定者ローン 20歳~ 不要 就職内定者のみが利用できる

※クレカ・・・クレジットカードの略

上記の借り方の中を見てみると、お金を借りたい学生が20歳を超えているかどうかで、借入先の選択肢が大幅に増えることがわかります。

FP志塚洋介
専門家からの一言
志塚行政書士FP事務所 / 志塚 洋介

学生がお金を借りる方法は限られていますが、限られている中での方法がわかりやすくまとめられています。

ぜひ参考にしてください。

20歳未満でも利用可能なお金を借りる方法を詳しく見ていきましょう。

20歳未満の学生でも利用できるお金の借り方

20歳未満の学生が利用できるお金の借り方は下記の3つです。

20歳未満の学生が利用できるお金の借り方
  • 日本学生支援機構の奨学金
  • 日本政策金融公庫の一般貸付
  • ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付

それぞれ詳しく紹介していきます。

日本学生支援機構の奨学金

学費や生活費などが足りない場合に、一番おすすめの借り方が奨学金です。

奨学金は、日本学生支援機構(国)が提供する奨学金と、地方自治体、民間企業が提供する奨学金があります。

ここでは、日本学生支援機構が提供する奨学金について見ていきましょう。

金利 貸与終了月によって変動
返済期間 毎年の所得に応じて変動
担保・保証人 必要
資金使途 学業に関する
必要書類
  1. 確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書
  2. スカラネット入力下書き用紙
  3. マイナンバー提出書類
  4. 収入に関する証明書類
  5. 特別控除に関する証明書類
  6. 在留資格及び在留期間が明記されている証明書類 (該当者のみ)
  7. 社会的養護を必要とする人の書類(該当者のみ)
  8. その他学校が指定する書類

日本学生支援機構の奨学金は、在学中は返済の必要がなく利息もつきません。

返済がはじまるのは、最後に借りた翌月から数えて7ヶ月後です。

借入金額は毎月受け取る方式で、月額については下記の通り通学する大学などによって決められます。

通学先 借入金額
大学 月額20,000円~120,000円
(10,000円刻み)
※1私立大学の医・歯学の課程の場合。120,000円に40,000円の増額が可能。
※2私立大学の薬・獣医学の課程の場合、120,000円に20,000円の増額が可能。
短期大学 月額20,000円~120,000円
(10,000円刻み)
大学院 月額50,000円。80,000円、100,000円、130,000円または150,000円
※法科大学院の方角を履修する過程の場合、150,000円に40,000円または70,000円の増額が可能。
高等専門学校 本科1~3年生は第二種奨学金の対象外。
本科4,5年生・専攻科の場合、月額20,000円~120,000円
(10,000円刻み)
専修学校 月額20,000円~120,000円
(10,000円刻み)

借入金額の幅は広いですが、卒業後には利子をつけて返済しなければならないため必要最小限の額を選択しておきましょう。

その利子に関しては、時期によって利率が変わる仕組みです。

奨学金は時期によって金利が変わる

支払いに直接関係する奨学金の金利は、最後の貸し付けが終了した月に設定された金利です。

令和4年度の貸与利率は、利率固定方式が年0.437%~0.905%、利率見直し方式が年0.008%から0.3%となっており、この記事でこれから解説するすべての借り方よりも低金利となっています。

参照:日本学生支援機構 | 平成19年4月以降に奨学生に採用された方の利率

しかし変動金利であるため、返済時の金利が上がる可能性も充分あり得るのは覚えておきましょう。

奨学金の種別

各奨学金には、下記のとおり給付型と貸与型があります。

ここまで解説したのは貸与型です。

それぞれの違いは以下のとおり。

給付型 返済の義務がない奨学金
貸与型 利子も含めて返済の必要がある奨学金

給付型の奨学金を利用できれば、学費などのお金を返済する義務がなく、実質もらえるということになります。

ただし下記のような条件を満たさなければ、給付型の奨学金は利用できません。

給付型の奨学金の利用条件
  • 住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯
  • 進学先で学ぶ意欲がある学生

新学先で学ぶ意欲がある学生という条件に関して、簡単に言えば平均以上の成績をとっている人ということになります。

そして留年や成績の下落などで進学先にて学ぶ意欲がないと途中で判断された場合は、給付が打ち切られる場合があるのです。

とはいえ返済する必要のない借り入れは利用できるものなら、利用したいですよね。

下記の進学資金シミュレーターから、自分に合った奨学金の種類を算出できますので、気になる人はぜひ試してみてください。

奨学金制度の注意点

奨学金制度を利用する際の注意点を下記2つ紹介します。

奨学金制度を利用する際の注意点
  • 延滞するとリスクがある
  • 入学金には利用できない

それでは順番に詳しく見ていきましょう。

延滞するとリスクがある

奨学金の返済を延滞してしまうと、信用情報機関に延滞した情報が保管されます

信用情報機関とは、個人のクレジットカードやローンの利用実績を記録している機関で、借り入れなどの審査時に、審査担当者から必ず確認されます。

その際に、奨学金の支払いを延滞させている情報を知られると、「返済能力がないのでは?」と疑われてしまい、審査落ちの原因となってしまうのです。

具体的には、下記のような影響が考えられます。

具体的な影響
  • 携帯電話の本体代金を分割払いできなくなる
  • 住居の審査に通過できなくなる
  • クレジットカードを作れなくなる
  • ローン商品の審査に通過するのが難しくなる

返済がはじまったら、滞りなく支払いをしていくように心がけておきましょう。

それでも支払いが厳しい場合は?

下記の理由でどうしても奨学金の返済が厳しい場合は、返還期限猶予の期間を最大で10年間延長できる場合があります。

返還期限猶予の期間を最大で10年間延長できるケース
  • 病気やケガにより就労が困難である場合
  • 生活保護を受給中の場合
  • 失業中の場合
  • 経済的に困窮している場合

支払えない理由が上記に当てはまる場合は、日本学生支援機構に直接相談してみましょう。

入学金には利用できない

先に解説した通り奨学金は学費だけでなく生活費など幅広い用途に利用できます。

しかし、入学金には利用できません

奨学金の振込月は入学後の5月以降だからです。

入学金や受験のために必要な費用を借りたい場合は、次に紹介する公的融資を利用してください。

【固定金利2.25%】日本政策金融公庫の教育一般貸付

日本政策金融公庫の教育一般貸付

入学金などのお金を借りたい場合は、日本政策金融公庫が提供している教育一般貸付を利用しましょう。

日本政策金融公庫が提供している教育一般貸付は、奨学金と違って、借入金額が一括で振り込まれます。

在学期間中は利息のみの返済も可能なので、本格的に返済をするのは大学卒業後でも大丈夫

学費などが一括で必要な人にとっては嬉しい借り方です。

ただし申込者は学生の保護者となるため、親に頼む必要があります。

日本政策金融公庫 教育一般貸付の基本情報は以下のとおりです。

金利 固定金利2.25%
返済期間 最長15年
借入限度額 上限350万円
※下記条件に当てはまる場合は450万円

  1. 自宅外通学
  2. 修業年限5年以上の大学(昼間部)
  3. 大学院
  4. 海外留学(修業年限3ヶ月以上の外国教育施設に留学する場合)
担保・保証人 審査に次第では保証人が必要
資金使途 中学校卒業以上のお子様の幅広い用途に対応

  1. 入学金、授業料、受験費用など
  2. 定期券代、アパート代、パソコン購入費など
申し込みに
必要な書類
  1. 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書
  2. 運転免許証またはパスポート
  3. 源泉徴収票または確定申告書
  4. 預金通帳や領収書など支払い状況のわかるもの
  5. その他借入金額の使いみちを確認できる書類

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付

ゆうちょ銀行 貯金担保自動貸付

ゆうちょ銀行が提供する貯金担保自動貸付は、ゆうちょ銀行で定額貯金か定期貯金をしている人が利用できる貸付制度です。

定額貯金を担保にしてお金を借りられるため、審査は不要。

担保となる貯金を所持していれば、未成年でも利用可能な借入方法です。

ただし、借りられる金額は定額貯金額の90%までで、貯金額以上の借り入れはできません。

貸付金利
  • 担保定額貯金を担保とする場合
    • 年0.25%
  • 担保定期貯金を担保とする場合
    • 年0.5%
返済期間 2年
貸付金額の上限 預入金額の90%以内
(1冊の総合口座通帳につき300万円まで)
担保
担保定額貯金または担保定期貯金
資金使途 自由
申し込みに
必要なもの
  • 総合口座通帳
  • お届け印
  • 本人確認書類

貯金担保自動貸付の仕組み

貯金担保自動貸付の仕組みを簡単に解説します。

この”貯金担保自動貸付”という名前を聞いた時、「貯金担保っていうのはわかるけど、自動ってなに?」と思いませんでしたか?

自動貸付というのは、残高以上の金額を引き出そうとした際に自動で貸し付けられることを表しているのです。

クレジットカードの引き落とし金額に足りていなかった場合などでも、自動的にゆうちょ銀行が足りない金額を貸し付けとして立てかえてくれるイメージ。

借り入れた金額は、通帳にマイナス表示で記され、借り入れから2年以内に返済しなければいけません。

ここまでが20歳未満の学生でも利用できるお金を借りる方法です。

FP志塚洋介
専門家からの一言
志塚行政書士FP事務所 / 志塚 洋介

20歳未満の学生が借り入れを行う方法はかなり限られています。

ただどうしてもお金が必要ということもあるかもしれませんので、いざというときのための知識として、記事にある借入方法を知っておきましょう。

つづいては、20歳を超えた学生が利用できる貸し付けについて解説します。

20歳を超えた学生が利用できるお金の借り方

学生でも20歳を超えていれば、利用できる借入方法の幅が一気に広がります。

ここでは20歳以上の学生が利用できる借入方法を下記8つ見ていきましょう。

20歳以上の学生が利用できる借入方法
  • 目的ローン
  • ショッピングローン
  • フリーローン
  • 大手消費者金融
  • 学生ローン
  • 銀行カードローン
  • クレジットカードのキャッシング
  • 内定者ローン

それぞれ詳しく紹介します。

目的別ローン

車を買う費用や、バイクを買う費用など、資金使途によっては目的ローンが利用できる場合があります。

目的ローンとは、その名の通り資金使途が限定されたローンのこと。

資金使途が限定されているため、資金使途が自由な借り入れと比べると金利が低い傾向にあります。

目的ローン
  • 自動車ローン
  • 住宅ローン
  • デンタルローン
  • トラベルローン

ただし目的ローンは基本的に銀行が提供しており、学生が不可の場合もあります

たとえばイオン銀行が提供する目的ローンには、下記のとおり学生は不可と記載があるのです。

上記のイオン銀行の目的ローンに比べて、三井住友銀行の教育ローン(無担保型)の利用条件は下記の通り、20歳を超えていれば誰でも利用可能

三井住友銀行のフリーローン利用条件

目的ローンに申し込む場合は、学生でも申込可能なローンかしっかり確認してからにしましょう。

上記の目的ローンの審査に落ちてしまったけど、決まった資金使途のためにお金を借りたい人は、次に紹介するショッピングローンの利用を検討してください。

ショッピングローン

ショッピングローンとは、各販売店と提携した信販会社が提供しているローンで、販売店で買い物をする際の購入費用に利用可能です。

未成年でも親の同意があれば利用が可能なショッピングローンもあります。

楽器店のローンなど、親からの仕送りを収入として記入できるローンもあり、学生でも比較的利用がしやすいお金の借り方。

ショッピングローンのメリット
  • お店の店員と一緒に手続きができるので慣れてなくても安心
  • 即日で審査結果がわかることが多い

ただし金利などの条件は、提供しているお店によってバラバラ。

そのため専門店での買い物に利用したいのであれば、自分が行ける範囲でどこのお店の金利が低いかなど、しっかりとリサーチする必要があります。

フリーローン

フリーローンは、各銀行が提供している資金使途が自由なローンのこと。

目的ローンの資金使途が自由になったものと考えるとわかりやすいです。

資金使途が自由になることで、目的ローンと比べると金利は高めになる傾向があります。

しかし借りるには、毎回審査が必要なので借り癖がつきにくいという利点もあります。

借り入れの度に毎回審査を受けて、審査通過しなければいけないため借りるまでは少しめんどうな一面もあるのです。

ただし上記の一面は困ったらすぐ借りてしまう”借り癖”がつくのを抑制するにはぴったりとなっています。

大手消費者金融カードローン

周囲にバレたくない人で、すぐにお金を借りたいなら大手消費者金融カードローンがおすすめです。

大手消費者金融は下記の条件を満たしていれば学生でも利用が可能。

学生でも利用が可能な条件
  • 20歳を超えている
  • アルバイトなどによる定期的な収入がある

「でも消費者金融ってなんか怖いイメージ・・・」と心配になりませんでしたか?

しかし下記のとおり、現在はほとんどの大手消費者金融が大手銀行の傘下に入り、法律を守って営業しているため、安心して利用できますよ。

消費者金融名 親会社
プロミス SMBCグループ
SMBCモビット 三井住友フィナンシャルグループ 100%
アコム 三菱UFJフィナンシャルグループ
レイク 新生フィナンシャルグループ

大手消費者金融は申し込んだその日にお金を借りられる場合もあるうえ、下記の理由から周囲の人にバレずにお金を借りられます。

周囲の人にバレずにお金を借りられる理由
  • 郵送物なしのWEB完結で契約できる
  • 在籍確認の電話連絡を回避できる場合がある
  • カードレスで契約ができる

ではそれぞれ詳しく解説します。

郵送物なしのWEB完結で契約できる

大手消費者金融では、自動契約機やWEB完結で契約をすることで、自宅への郵送物や連絡をなしにして契約できます。

実家に住んでいる人でも一人暮らしの人でも、家族や周囲の知人にバレる心配がないので、安心して契約できそうです。

在籍確認の電話連絡を回避できる場合がある

ローンの審査では、基本的に在籍確認と呼ばれる作業が行われます。

それはこれまで解説した目的ローンやフリーローンでも同様です。

在籍確認とは、申込者が申告した勤務先(アルバイト先)で本当に働いているか、勤務先に電話をかけて確かめるという作業のこと。

プライバシーに配慮してカードローン会社の名前は名乗らず電話されますが、学生のアルバイト宛てに電話がかかってきたら、バイト先に怪しまれてしまいますよね

アコムなら申込直後に電話連絡は困るという旨を伝えると、給与明細などの書類で在籍確認を完了してもらえる場合があります。

ただし、あくまで審査次第なので、電話連絡を回避することができない場合もあることは覚えておいてください。

カードローンの在籍確認について詳しくは、以下の記事にまとめてあります。

カードレスで契約ができる

先に解説した大手消費者金融の中で、レイク以外はいずれもカードレス契約が可能。

そのため、ローンカードを友達や家族に見られて借り入れがバレる心配もありません。

ローンカードを利用しなくても、スマホアプリを使ってコンビニATMから現金キャッシングもできます。

大手消費者金融から借りる時の注意点

大手消費者金融は便利な反面、利用する際は下記のことに注意しなければいけません。

大手消費者金融から借りる時の注意点
  • 年収3分の1以上の借り入れはできない
  • 長く利用し続けるのには向いていない

便利だからと何も考えずに使っていると、返済ができず親に相談しなければいけない状況になりかねませんからね。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

年収3分の1以上の借り入れはできない

総量規制とは年収3分の1までにしか貸し付けできないルール

自分の年収3分の1を超える金額の借り入れはできません

というのも、貸金業者が順守する貸金業法の総量規制というルールで、利用者の年収3分の1を超える金額の貸し付けを禁じられているからです。

これは大手消費者金融だけでなく、すべての貸金業者が守っているルールなので、この後紹介する借入方法でも借りられるのは年収3分の1までだと考えておきましょう。

長く利用し続けるのには向いていない

大手消費者金融は、この記事で紹介しているお金の借り方の中でも、金利が高い借り方です。

大手消費者金融の金利相場は、4.128%~18.0%。

またフィンクル編集部のアンケート調査にて、初回利用者の8割以上は上限金利が設定されることがわかっています。

カードローン利用者に大規模アンケートを実施

上限金利が大手消費者金融の中で最も低いプロミスでも、10万円を借りて1年で返済した場合、9,894円の利息がかかります。

金利 借入金額 返済期間 利息 総返済額
17.8% 10万円 12ヶ月 9,894円 109,894円

そのため、借りた金額は早めに返済して、長期の利用をしないよう意識してください。

即日融資可能、学生でも利用可能というメリットの反面、上記のデメリットがあることも把握しておきましょう。

おすすめの大手消費者金融

学生におすすめの大手消費者金融カードローンはプロミスです。

プロミスのバナーとおすすめのポイント

金利 年4.5%~17.8%
最大利用限度額 500万円
申し込みから
借り入れまで
スマホで完結
可能
利用条件 年齢18~74歳の本人に安定した収入のある人※
主婦や学生でもパート・アルバイトなどの安定した収入のある人は審査のうえ利用が可能。
アプリでの
借入方法
  • 銀行振込
  • 現金キャッシング
無利息サービス 初回借入日の翌日から30日間無利息
担保・保証人 不要

※お申し込み時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須です。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申し込みいただけません。
※18、19歳の方は契約にいたりづらい可能性があります。
※収入が年金のみの方は申し込みいただけません。

プロミスは、大手消費者金融ははじめて利用する人に、決められた期間が無利息となる初回無利息サービスを提供しています。

他の大手消費者金融が無利息サービスの適用が契約日の翌日なのに対して、プロミスは借入日の翌日なので無駄なく無利息サービスを利用できるのです。

実際にフィンクル編集部でアンケートを実施したところ、以下のような口コミが集まりました。

アイコン_20代女性
「無利息期間がありありがたかったですが、それを超えると金利は高いと感じました。」
アイコン_30代男性
「カードローンを借りて最初は不安でしたけれど、簡単に借り入れることができて良かったです」
カードローン名 無利息条件
プロミス 初回借入日の翌日から30日間無利息
アコム 初回契約日の翌日から30日間無利息
レイク 下記のいずれか
(いずれも併用は不可)

  1. 初回契約日翌日から30日間無利息
  2. ネットからの申込限定で初回契約日翌日から60日間無利息※
  3. 借入額のうち5万円まで初回契約日翌日から180日間無利息※
    ※30日・60日・180日無利息は併用不可
    ※契約額1万円~200万円の方のみ対象

初回の借り入れを無利息サービス中に返済すれば、実質利息を支払わずに借り入れができたということになります。

プロミスの審査については、以下の記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。

学生ローン

学生ローンはその名のとおり学生に向けたローンのことで、卒業旅行や買い物など、用途は自由です。

ここでは、創業44年の実績を持つ学生ローンのカレッヂを例に解説します。

金利 17.0%
返済期間 5年
(最高60回、ただし契約満了時のお客の事情により更新可能)
借入限度額 最高50万円
未成年の人は10万円まで
担保・保証人 原則必要なし
資金使途 自由
申し込みに必要な書類
  • 学生証
  • 免許証か保険証
  • キャッシュカード
  • 公共料金の領収書
    (来店の場合は不要)

学生ローンは、その名のとおり学生のために提供されているローン。

18歳以上であれば未成年でも利用できる場合もありますが、その場合は親の同意が必要です。

上記のカレッヂであれば、ローンカードを発行して提携ATMから現金キャッシングが可能

大手消費者金融と同様の使い勝手を実現しているため、学生ローンを利用するならカレッヂがおすすめです。

銀行カードローン

銀行カードローンは、その名のとおり銀行が提供しているカードローンのことで、同じカードローンの大手消費者金融カードローンと比べると金利が低めです。

ただし大手消費者金融カードローンと比べて銀行と保証会社の両方が審査をしている点と、金利が低めという点から審査は厳しめと予想できます。

そのため大手消費者金融カードローンと比べると学生が審査に通過するのは難しいでしょう。

また先に解説した目的ローンと同じように、学生では申し込めない銀行カードローンもあるため、学生でも申込可能なことを確認してから申し込んでください。

学生でも利用可能な銀行カードローンをひとつ紹介します。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローン

限度額 金利 審査時間 融資時間
10万円~800万円 年1.9%~14.5% 最短即日 最短翌日
学生 パート
アルバイト
職場に
電話なし
郵送物なし
WEBお申込期間:2024年2月29日(木)17:00~2024年5月14日(火)16:59
ご入会期間:2024年2月29日(木)~2024年5月31日(金)
キャンペーン金利適用期間:2024年2月29日(木)~2024年7月30日(火)

※必ずしもすべての楽天会員が審査の優遇を受けられるとは限りません。

楽天銀行スーパーローンの申込条件は下記のとおり。

申し込める人 以下のすべての条件を満たす人

  1. 満年齢20歳以上62歳以下の人※1
  2. 日本国内に移住している人
    (外国籍の人は、永住権または特別永住権を持っている人)
  3. お勤めの人で毎月安定した定期収入のある人、または専業主婦の人
  4. 楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる人※2
    ※1 ただし、パート・アルバイトの人、及び専業主婦の人は60歳以下
    ※2 楽天銀行が認めた場合は不要

60歳以下であれば、パート・アルバイトの人でも利用できると明記されています。

つまり学生でもアルバイトによる収入があれば利用可能といえます。

楽天会員ランクに応じて審査優遇がある

楽天会員ならランクに応じて審査優遇される

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員ランクに応じて審査が優遇されます。

審査優遇については以下のような口コミが集まりました。

アイコン_20代女性
楽天ゴールド会員だったため、審査が優遇されるという情報が有り審査に不安はなかった。
アイコン_20代男性
楽天を普段から利用していたためか、親身になってスムーズに対応していただいたので満足です

そのため楽天ユーザーであれば、学生でも比較的審査に通りやすいことが予想できます。

「カードローンを利用したいけど、大手消費者金融はどうしても怖い…」という人は、楽天銀行スーパーローンを検討してみてはいかがでしょうか。

※必ずしもすべての楽天会員さまが、審査の優遇を受けられるとは限りません。

楽天銀行スーパーローンの審査については、以下の記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。

クレジットカードのキャッシング

20歳を超えていて、クレジットカードを持っている人は自分のクレジットカードにキャッシング枠がついていないか確認してみてください。

もしキャッシング枠がついていれば、そのまま提携ATMなどを利用して現金キャッシングが可能です。

クレジットカードには普段から買い物に使っているショッピング枠とは別に、キャッシング枠がついている場合があります。

利用しているクレジットカードの会員ページなどから、チェックしてみましょう。

もしかしたら、クレジットカードを作った時にキャッシング枠の設定をしているかもしれません。

新たにクレジットカードのキャッシング枠を利用できるようにするには、審査が必要。

ただしクレジットカードでショッピング枠での電子決済と現金キャッシングの両方ができる便利な反面、金利は銀行カードローンなどと比べて高めに設定されている傾向があります。

大手消費者金融と同様にあまり長く借りすぎないように注意して利用する必要があるのです。

ライター嶋崎ライター
嶋崎
学生時代にクレカのキャッシングを利用しましたが、ショッピング支払いとキャッシングが同時に請求されるので支払いが苦しかったです!
すぐに返せるなら一時的に利用するのはアリだと思います。

内定者ローン

内定者ローンは、その名の通り企業から就職内定を受けている人に提供されているローンのこと。

ここでは東海労働金庫が提供している内定者ローン”みらいず”を例に見ていきましょう。

金利 年4.7%(変動金利2023年1月1日現在)
返済期間 1年以上5年以内
借入限度額 10万円以上100万円以内(1万円単位)
担保・保証人 不要
資金使途 本人の生活資金や車関連資金
申し込みに必要な書類
  • 本人確認書類
  • 借入内容確認書類
  • 就職内定の確認がとれる書類

変動金利ながら金利は4.7%と、低めに設定されているのが特徴的。

また資金使途の生活資金には卒業旅行や留学資金なども含まれています。

そのため「就職が決まってバイトやめたらお金がない・・・」などの状況の人でも、卒業旅行などの資金を調達できるのです。

返済に関しては初任給が出るまでの最長6ヶ月間は利息のみの返済で大丈夫と、良心的な設定となっています。

つまり借りたお金が10万円なら、初任給が出るまでは毎月391円の返済で大丈夫ということ。

391円であれば、バイトを辞めた後の金欠状態でもなんとか払えそうではないでしょうか。

上記のことから内定が決まった人でお金を借りたい人は、まずはこの内定者ローンを検討するのがおすすめです。

FP志塚洋介
専門家からの一言
志塚行政書士FP事務所 / 志塚 洋介

20歳以上の学生は借り入れ方法が広がります。

その分注意すべきことも多いですので、自分に合った借り入れ方法を考えて将来に向けて計画的に借り入れを行うようにしましょう。

ここまで学生が利用できるお金の借り方について解説してきました。

ここからは本当に借りることが必要なのか、お金を借りる際の注意点などを解説していきます。

しっかり確認して上手にお金を借りるようにしてください。

借り入れる際の注意点

学生がお金を借りる際の注意点を2つ解説します。

学生がお金を借りる際の注意点
  • 返済計画を立てておく
  • 返済が滞ったときのリスク

それぞれ詳しく見ていきましょう。

返済計画を立てておく

お金を借りる際は、必ず返済計画を立てておいてください。

返済計画というのは、毎月の返済額と完済までにかかる返済期間、総返済額などを把握して、返済の目途を決めておくこと。

各ローン会社の公式サイトに用意された返済シミュレーションを利用して、上記の内容を把握したうえで、返済負担がきつくないかを必ず確認しておきましょう

奨学金やカードローンなど、条件は違うもののすべて借り入れです。

借り入れは必ず利息を追加したうえで返済しなければなりません。

奨学金など、社会人になって結婚をしてもまだ支払い続けなければならない例も多いです。

いざ返済するとなった時に、「払えない…」とならないように、しっかりと返済計画を立てておきましょう。

返済が滞ったときのリスク

最後に、お金を借りる際は必ず返済が必要であることを再確認しておきましょう。

たとえば奨学金などは、学費が支払えない状況の家庭でも、大学で勉強したいという人にとって心強い味方となります。

しかし借りた以上は必ず返済をしなければなりません

奨学金という名前ではあるものの、借金として扱われるため、返済ができないと以下のようなリスクに発展する恐れがあるのです。

返済できないと起こりうるリスク
  • 延滞金の発生
  • 督促のスタート
  • 訴訟や差し押さえ

延滞金の発生

奨学金の返済期限を過ぎると延滞金が発生します

延滞金は利息に加算されるため、間違いなく返済負担が増えます。

なおJASSOの奨学金の場合、延滞金の金利は奨学金の種類や貸与終了年度によって異なります。

そのため年10%ほどの高金利が適用されることもあるので、期日までに返済しましょう。

督促のスタート

返済期限を過ぎると延滞金の発生と同時に督促も始まります。

借り入れた本人と連帯保証人に対して、JASSOあるいは督促を実施する専門業者である債権回収代行業者から返済を迫られることになるでしょう。

なお督促は、電話や書面などが一般的です。

すぐに返済できるときは問題ありませんが、返済の目処が立っていない場合、いつまでに支払えるのか尋ねられるため、返済計画を練り直しておきましょう。

訴訟や差し押さえ

督促がスタートしてから約3ヵ月が過ぎた段階でも滞納していると、返済していないという事実が、事故情報として個人信用情報機関に記録されます

事故情報が記録されると、金融機関から新たにお金を借りられなくなったり、クレジットカードが作れなくなったりします。

さらに返済しない期間が長引くと、訴訟や差し押さえに発展する可能性もあります。
家財不動産だけでなく、給料まで差し押さえの影響が及びます

最終的に、返済額に裁判の費用が上乗せされるため、当初の返済額以上の金額を手放すこととなります。

FP志塚洋介
専門家からの一言
志塚行政書士FP事務所 / 志塚 洋介

借り入れを行った場合、必ず返済をしなければなりません。

法律によって多重債務などにならないような制度にはなっていますが、それでも返済が難しくなってしまいます。

何とかなるだろうという楽観的な考えではなく、借りる前に返済の計画をしっかり立てるようにしましょう。

まとめ

学生でお金を借りるのであれば、まずは奨学金を検討しましょう。

奨学金なら低めの金利で、学生のうちは返済もせずに利用していけます。

20歳を超えた人で奨学金が利用できない、または一時的な借り入れが必要な場合は、大手消費者金融カードローンがおすすめです。

大手消費者金融カードローンなら、家族や知人に内緒でお金を借りられます

ただしお金を借りるなら必ず返済することを念頭に置いておきましょう。

返済するタイミングで困らないように、返済シミュレーションなどを利用して、しっかりと返済計画を立ててから利用してくださいね。