低金利カードローンはどれ?金利のしくみとカーローン申込前の注意点を解説

投稿日:2021.04.21 更新日:2021.04.28
金利が低めなカードローンはどれ?

そもそもカードローンは、契約するだけなら利息も手数料も発生しません

したがって、カードローンを契約しただけで何らかの維持費がかかる心配はないのです。

とはいえ、いざ急な出費のためカードローンでお金を借りるなら、返済に充てる額を最小限に留めるためにも、低金利のものを選びたいですよね。

そこで本記事では、金利が低めなカードローンの紹介に加えて、金利のしくみとカーローン申込前の注意点についても説明していきます。

はじめに、カードローンの金利を比較してみましょう。

この記事の監修者【FP】志塚洋介
証券会社で個人の資産コンサルティング業務を経験。不動産会社へ転職し管理不動産の入出金管理を行う。 その後独立し、行政書士として独立開業し、相続・遺言の手続き代行など民事を中心に、FPとしては証券...

カードローンの金利比較

カードローンは銀行が提供する銀行カードローンと、賃金業者が提供する消費者金融カードローンの2種類に分けられます。

そこで、それぞれ代表的な銀行カードローンと消費者金融カードローンの金利を以下の表にまとめました。

銀行カードローン 金利(実質年率)
ソニー銀行 年2.5%~年13.8%
イオン銀行カードローン 年3.8%~年13.8%
みずほ銀行カードローン 年2.0%~年14.0%
三井住友銀行カードローン 年1.5%~年14.5%
楽天銀行スーパーローン 年1.9%~年14.5%
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
年1.8%~年14.6%
横浜銀行カードローン 年1.5%~年14.6%
auじぶん銀行「じぶんローン」 年1.48%~年17.5%
オリックス銀行カードローン 年1.7%~年17.8%
PayPay銀行カードローン 年1.59%~18.0%
消費者金融カードローン 金利(実質年率)
プロミス 年4.5%~年17.8%
アコム 年3.0%~年18.0%
SMBCモビット 年3.00%~年18.00%
レイクALSA 年4.5%~年18.0%
アイフル 年3.0%~年18.0%

どのカードローンにも下限金利から上限金利の幅がありますね。

なぜかというと、カードローンから借りられる限度額に応じて適用金利が変わるからです。

フィンクルが実施したアンケート調査によると、大手消費者金融カードローンは初回契約時に上限金利で契約するケースが83.7%以上という結果が出ています。

この結果からわかるように、基本的にカードローンを初めて利用するときには、上限金利が適用される傾向があるのです。

そのため、金利を比較する際には上限金利で比較しましょう。

上の表からも分かるように、賃金業者カードローンより銀行カードローンのほうが金利設定は低め

それでは、上の表のなかでも金利が低めでサービスも充実している、おすすめの銀行カードローンベスト3を紹介していきます。

FP志塚
一般的に銀行のカードローンの方が金利は低いことが多いため、支払いの負担を考えると銀行カードローンで借り入れを行う方が有利と言えるでしょう。

金利が低めな銀行カードローンベスト3

他行と比べても金利が低めでサービスが充実している銀行カードローンベスト3は以下の通りです。

それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

第1位 みずほ銀行カードローンはメガバンクのなかでも金利が低め

みずほ銀行には何と言ってもメガバンクならではの安心感がありますよね。

さらに三大メガバンクのなかでも金利が低め

住宅ローンの利用で、さらに金利が年0.5%引下げになる特典もあります。

また、インターネットバンキングを利用すれば、来店不要で借入から返済までWEB完結が可能。

返済方法は毎月10日にみずほ銀行普通預金口座から自動引落のため、みずほ銀行の口座が必要ですが、カードローン申込時に同時に作成できます。

金利 年2.0%~14.0%
融資上限額 10万円~800万円
審査時間 2~3営業日

第2位 ソニー銀行カードローンは金利が低めで返済日が選べる

ソニー銀行カードローンは、ネット銀行ならではの金利の低さが魅力。

セブン銀行やイオン銀行の提携ATMだといつ利用してもATM手数料無料

ソニー銀行カードローンは初回なら銀行振込で融資を受けられるメリットもあります。

返済方法がソニー銀行の口座引落のため銀行口座開設が必要ですが、こちらも同時申込が可能。

さらに返済日が2、7、12、17、22、27日から選択でき、自宅郵送物がないのもおすすめポイントです。

金利 年2.5%~13.8%
融資上限額 10万円~800万円
審査時間 仮審査:最短60分
本審査:必要書類提出後7~10日

第3位 バンクイックはATM手数料が無料でサービスが充実している

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」なら、銀行が休業しがちな平日15時以降・土日祝日もテレビ窓口でカード受取ができるメリットがあります。

さらにバンクイックなら面倒な口座開設が不要

全国の三菱UFJ銀行・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMで借入が可能なうえ、ATM利用手数料は完全無料です。

さらに金利が年8.1%以下で利用する方なら、毎回の最小返済額が1,000円からでOK。

バンクイックなら返済期日を35日サイクルか毎月指定日か選べるうえ、返済期日を事前にお知らせしてくれるEメールサービスがあり、利用者向けのサービスも充実しています。

毎回の返済額を少なく生活負担を最小限にして、さらにATM手数料などの出費も抑えたいという方にはバンクイックがおすすめです。

金利 年1.8%~14.6%
融資上限額 10万円~500万円
審査時間 最短翌日
FP志塚
銀行カードローンを選ぶ際にはATM手数料の有無や金利の低さ、口座開設が必要かどうかなど条件が異なりますのでご自身に合ったものを選ぶようにしましょう。

無利息期間のある消費者金融カードローンベスト3

これまで金利が低めな銀行カードローンを紹介してきました。

しかしカードローンの利用が初めてで、2ヶ月以内にカードローンで借りたお金を完済できるなら、無利息期間のある消費者金融のカードローンのほうが断然お得なのです!

というのも、無利息期間中なら返済額をすべて元金の返済に充てられるので、銀行カードローンよりも支払う利息は当然少なくなるから。

そこで、無利息期間サービスを提供している大手消費者金融カードローンベスト3を紹介していきます。

それぞれ詳しく見ていましょう。

第1位 プロミスは大手消費者金融のなかで最も金利が低い

プロミスは、大手消費者金融カードローンの中でもっとも低めな金利設定のカードローンです。

プロミス アコム レイクALSA SMBCモビット アイフル
金利
(実質年率)
年4.5%〜17.8% 年3.0%〜18.0% 年4.5%〜18.0% 年3.0%〜18.0% 年3.0%〜18.0%

またプロミスは2年連続オリコン顧客満足度調査ノンバンクカードローン第1位!

加えてプロミスには初回借入の翌日から最大30日間無利息というサービスと、初回契約時に最大2,000円分の三井住友VISAプリペイドがもらえる特典もあります。

さらに国内外20万か所以上の施設が割引価格になる優待サービスのおとくらぶや、プロミスポイントサービスを活用すると提携ATM利用手数料が0円になるといった、利用者に嬉しい特典が盛りだくさん。

プロミスなら審査スピードは最短30分、即日融資も可能です。

この記事を読んで甲乙つけがたいと迷う場合には、プロミスの申込をおすすめします。

金利 年4.5%~17.8%
融資上限額 1万円~500万円
審査時間 最短30分

第2位 累計利用者数ナンバーワンのアコム

アコムはカードローン会社のなかでも累計利用者数がナンバーワン

そしてアコムにも契約日の翌日から最大30日間、利息が発生しなくなる無利息サービスがあります。

アコムならインターネット、店舗、自動契約機(むじんくん)、お電話、郵送の5つから申込方法を選べます。

さらに、在籍確認の電話連絡を書類提出に切り替えてもらえることがあるとのこと。

上記のような審査対応の柔軟さも人気の秘密の1つです。

さらにアコムのATMは24時間年中無休なので、近くにアコムのATMがある方は24時間ATM利用手数料が無料で利用できるのも嬉しいポイント。

加えて、キャッシング機能つきクレジットカードを発行している大手消費者金融はアコムだけ。

クレジットカードとキャッシング枠を同時に即日で手に入れられるのは、アコムならではのメリットです。

金利 年1.8%~14.6%
融資上限額 1万円~800万円
審査時間 最短30分

第3位 レイクALSAは大手消費者金融のなかで無利息期間が最長

レイクALSAは無利息期間が選べてお得

レイクALSAは、大手消費者金融のなかで最長の無利息サービスを提供しています。

レイクALSAの無利息サービスは、下記のいずれかから選択可能です。

  1. WEB申込限定で借入額全額が初回契約翌日から60日間無利息
    ※契約額1~200万円まで
  2. 借入額5万円まで初回契約翌日から180日間無利息
    ※契約額1~200万円まで
  3. 借入全額が初回契約翌日から30日間無利息

※30日間・60日間・180日間の無利息期間は併用不可

レイクALSAの場合はWEB契約限定で60日間の無利息期間が設定されます。

「急な出費でお金が必要だけど、すぐに返せそうだから利息はなるべく払いたくない」という方には、レイクALSA(レイクアルサ)をおすすめします。

金利 年1.8%~14.6%
融資上限額 1万円~500万円
審査時間 最短翌営業日

さて、ここまでカードローンを6社紹介してきました。

そこで次に、銀行カードローンと消費者金融カードローンの特徴と違いを押さえておきましょう。

FP志塚
消費者金融カードローンの最大の特徴は無利息期間があることです。融資までの時間の速さも含め消費者金融カードローンならではのメリットをしっかり理解しておきましょう。

銀行カードローンと消費者金融カードローンの特徴

当然ですが、低金利、審査が甘め、即日融資の3つの条件を全て満たすカードローンはありません

しかし金利の低さ、審査難易度、融資スピードの3点のどれに重きを置くかによって、銀行カードローンと消費者金融カードローンのどちらを選ぶかが変わります。

それでは、銀行カードローンと消費者金融カードローンの特徴をそれぞれ見ていきましょう。

銀行カードローンの特徴

銀行カードローンは、大手の都市銀行やネット銀行、地方銀行が提供するカードローンです。

銀行カードローンのメリットとデメリットを以下の表にまとめました。

メリット デメリット
  • 消費者金融カードローンと比べて金利が低め
  • 借入額が大きいとお得
  • 銀行ならではの安心感がある
  • 申込から利用までWEB完結
  • 住宅ローンなど目的ローンと組み合わせてさらにお得に利用できることがある
  • 即日審査・即日融資に対応していない
  • 審査が消費者金融カードローンに比べて厳しめ
  • 銀行の口座開設が必要な場合がある
  • 融資方法・返済方法に制約がある

銀行カードローンは、以下のような人におすすめです。

  • 低金利重視
  • 高い限度額で融資を受けたい
  • すでにその銀行の口座を持っている
  • 審査スピードを重視しない
  • すでにその銀行で住宅ローンなどほかのローンを借りている

銀行カードローンは消費者金融と比べて審査が厳しいのはなぜなのでしょうか。

銀行カードローンのほうが消費者金融カードローンより審査が厳しい理由

大手消費者金融より、銀行カードローンのほうが審査難易度は厳しめと考えられます。

これには、以下2つの理由が関係しているのです。

  1. 銀行カードローンのほうが消費者金融カードローンより金利が低いから
  2. 銀行カードローンは銀行と保証会社のダブルチェックで審査しているから

それぞれ順に解説していきます。

金利が低いほど審査が厳しくなる

先ほどお伝えした通り、銀行カードローンは、消費者金融カードローンより金利が低めに設定されていることが多いです。

ただしカードローン審査の難易度は、金利が低いほど厳しい傾向にあります。

低金利で貸し付けるほど、貸したお金が回収できなくなったときの損失が大きくなるためです。

銀行カードローンの審査は保証会社と銀行でダブルチェックをする

銀行はカードローンの融資をする際に、独自の審査のほか、保証会社によるダブルチェックをしています。

審査が自社だけで完結する大手消費者金融と違って、銀行カードローンは2つの基準で審査が行われているため、銀行カードローンのほうが大手消費者金融より審査難易度は厳しくなります。

銀行カードローンの審査結果はすぐにわからない理由

銀行カードローンの審査には通常2~3日以上かかるため、即日融資はできません。

なぜなら、銀行カードローンの審査では、申し込んだ人の情報を警視庁のデータベースと照合する必要があるからです。

2017年9月15日の日本経済新聞の記事には、以下のような内容が記載されています。

国内の銀行各行はカードローンなど新規の個人向け融資で審査を厳しくする。来年1月から警察庁のデータベース(DB)への照会で審査に時間をかけ、即日の融資を停止する。

このように借入審査のときに警察庁が保有している反社会勢力のデータベースと照合することで、銀行が反社会勢力に関与するリスクを軽減しているのです。

この警視庁データベースの照会は最短でも翌営業日の結果回答

つまり銀行側でいくら早く審査する努力しても、警視庁データベースの照合によって、即日で審査結果できないのです。

低金利のカードローンは返済額の面で有利ですが、審査が厳しく期間も長いという点では、注意が必要になります。

続けて、消費者金融カードローンの特徴を見ていきましょう。

消費者金融カードローンの特徴

消費者金融カードローンのメリットとデメリットをまとめました。

メリット デメリット
  • 審査時間が短く最短即日融資が可能
  • 審査が消費者金融カードローンに比べて厳しめ
  • 無利息期間サービスを設けている場合がある
  • 郵送物や在籍確認に柔軟に対応してくれる会社が多い
  • 融資方法・返済方法が充実している
  • パートやアルバイトでも融資を受けられる
  • 銀行系カードローンと比べて金利が高め
  • 借入額が大きいと損

消費者金融カードローンは柔軟に対応してくれる点や、利便性の面で非常に優れています。

カードローンの利用が初めてで、30日以内にカードローンで借りたお金を完済できるなら、無利息期間のある消費者金融のカードローンのほうが断然お得です。

消費者金融カードローンは、以下のような人におすすめ。

  • 審査スピード重視
  • 即日融資を希望
  • 返済の目途が経っていて短期借入したい
  • 銀行系のカードローンの審査に落ちた

銀行カードローンに比べると金利は高めである点以外は、メリットが多そうな消費者金融カードローンですが、「消費者金融会社ってよくわからないけど怖そう・・・」と思っている方も多いのではないでしょうか。

消費者金融カードローンは怖いイメージがあるけど大丈夫?

消費者金融カードローンは、思っているほど怖いものではないかもしれません。

特に以下4社の大手消費者金融は、金融庁の認定を受けた正規の貸金業者。

現在は下記の通り、大手銀行グループの傘下で法律を守って営業しています。

消費者金融名 親会社
プロミス SMBCグループ
アコム 三菱UFJ銀行フィナンシャルグループ
レイクALSA 新生フィナンシャル株式会社
SMBCモビット SMBCグループ

上記のどの消費者金融の親会社も、一度は耳にしたことのある大きな銀行なので安心ですよね。

さらにもう1点紹介したい資料があります。

以下の棒グラフは、行政庁に寄せられた貸金業者に係る苦情件数の推移を表したグラフです。

引用:日本貸金業協会 賃金業法改正後の賃金業界

貸金業者にまつわる苦情件数が13,122件から516件に減少していますね。

このように貸金業者の苦情件数が激減しているのは、法律によって利用者が守られていて、かつ貸金業者が利用者の声を反映して品質が改善された証。

大手消費者金融は、今や安心して利用できる貸金業者なのです。

FP志塚
銀行カードローンと消費者金融カードローンの特徴、違いをしっかりと確認しておきましょう。
また、現在大手の消費者金融では法律の規制もあり健全な経営が行われてきていますので、安心できる借り入れ先の選択肢一つとして考えておきましょう。

ここまで銀行カードローンと消費者金融カードローンの特徴を見てきました。

銀行カードローンと消費者金融カードローンのどちらが自分に適しているか、分かってきたかと思います。

いくら金利が低めのカードローンを選んだとしても、金利と利息、返済総額の関係を理解しておかなければ、最終的な支払い総額が多くなってしまうかもしれません。

そこで、ここからはカードローンの金利のしくみについて解説していきます。

カードローンの金利は利用限度額で決まる

消費者金融カードローンの金利は、利息制限法という法律で以下の表のように上限金利が決められています。

利用限度額 利息元本利率(実質年率)の上限
1~10万円未満 年20.00%
10万円以上~100万円未満 年18.00%
100万円以上 年15.00%

また、賃金業法の対象外の銀行カードローンでも、独自の基準で金利が設定されているのです。

例えば三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の場合、利用者がバンクイックから借りられる限度額によって以下のように適用金利が決まります。

利用限度額 基準金利
500万円以下 400万円超 年1.8%~年6.1%
400万円以下 300万円超 年6.1% ~年7.6%
300万円以下 200万円超 年7.6% ~年10.6%
200万円以下 100万円超 年10.6% ~年13.6%
100万円以下 10万円以上 年13.6% ~年14.6%

他行もバンクイックと同様に、利用限度額に応じて基準金利を設定するわけです。

上の2つの表からわかるように、利用限度額が大きくなるほど、金利は下がります。

利用限度額とは、実際に借りている金額ではなく、借入が可能な金額のこと。

ただし申込者本人の利用限度額はカードローン会社の審査で決められるため、自分で設定することはできません。

銀行のカードローンなら銀行と保証会社の審査で、大手消費者金融カードローンなら大手消費者金融の審査で決められます。

「申込者は安定かつ継続した収入の見込みがあり、返済能力が高い」と審査で判断された場合は、希望する利用限度額が認められることで借入金利が決定するというわけです。

FP志塚
返済能力が高い人は利用限度額も高くなります。また、そういった人は金利も低くなりますので、安定した収入があり、返済実績を積んでいる方は低い金利で借り入れを行うことができます。

では次に、実際に支払う利息はどのように決められるのか確認していきましょう。

カードローンの金利と計算方法

カードローンの返済をするとき、借りたお金を返すと同時に、利息も支払います。

そして、利息の金額を決めるのが、先に紹介した金利です。

カードローンの毎月の利息金額は、借入残高×金利で表されます。

ただしカードローンの金利は、1年間で発生する利息の割合を示す数字(年利)で表すことを覚えておいてください。

前回の返済日の翌日から今回の返済日までに発生した利息を算出するためには、以下の計算式が使われます。

前回の返済日の翌日から今回の返済日までに発生した利息
=借入残高×金利(年利)÷365日×前回の返済日翌日から今回の返済日までの日数

ちなみに、どのカードローンにおいても、利息金額を決める計算式は同じです。
例を用いて、上の式にあてはめてみましょう。

借入残高が50万円で年利が0%、前回の返済日翌日から今回の返済日までの日数が30日だった場合の利息
500,000円×14.0%÷365日×30日=5,753円

したがって、今回支払う利息は5,753円ということになります。

FP志塚
利息の計算が苦手という方も多いと思いますが、実際の支払額を計算するために慣れておきましょう。

さて、カードローンの金利が決まるしくみは理解していただけましたか?

自分にぴったりのカードローンを見つけたとしても、カードローンの審査で落ちてしまったらショックですよね。

自分がカードローンの審査に落ちる人の特徴に当てはまらないか、申込前に確認しましょう。

【申込前の注意点】カードローンで審査落ちする可能性を確認

審査基準はどの金融機関も公開していないものの、カードローン審査に落ちしてしまう人の特徴には共通点があります。

お金を借りる際の審査に落ちてしまう人の特徴は以下の4点です。

  1. 信用情報に問題がある
  2. 6ヶ月以内に複数のローンに申し込んでいる
  3. 年収3分の1を超える借入がある
  4. 複数社から借入がある

上記の4つに該当していると、カードローン審査に落ちる恐れがあるため注意が必要です。

それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

信用情報に問題があると審査落ちしてしまう

カードローンの審査では、申込者の信用情報を必ずチェックしています。

信用情報とは、これまでのクレジットカードやローンの契約・利用履歴のこと。

参照:CIC 信用情報とは

私たちの信用情報は、個人信用情報機関に保管されており、カードローン審査だけでなく、クレジットカードの審査や分割払いの審査などで活用されています。

そして、各ローンの審査担当者は、審査の際に申込者の情報を信用情報機関で紹介するのです。

その際に、別のローン返済を2ヶ月以上滞納していたり、クレジットカードの支払いができていなかった記録が残っていたりすると、「貸したお金を返してくれる可能性が低い」と判断されてしまい、審査落ちしてしまうのです。

上記のようなローンやクレジットカードの延滞・滞納の履歴は、信用情報の傷と呼ばれています。

なかでも任意整理や自己破産など、債務整理をした履歴は金融事故という扱いになり、審査落ちの原因になるのです。

ただし、債務整理や延滞の記録はずっと記録されているわけではなく、一定期間が経つと抹消されます。

自分の信用情報は、個人信用情報機関に開示請求が可能。

自分の信用情報が不安な方は、開示請求してみてはいかがでしょうか。

6ヶ月以内に複数のローンに申し込んでいる

先にもお伝えしたように、信用情報には、カードローンに申し込んだ履歴が6ヶ月間記録されます。

そのため、同じタイミングで複数のカードローンに申し込むと、どのカードローンの審査でも「返済するあてもなく手あたり次第に申し込んでいる」と思われて、審査落ちの原因になりかねません。

カードローンに申し込むのなら、審査の結果がわかるまで他のカードローンに申し込まないようにしてください。

もしカードローンの審査に落ちてしまったとしても、すぐさま別のカードローンに申し込むのもNGです。

一度カードローンの審査に落ちてしまった場合には、どのカードローンに申し込むとしても、6ヶ月以上あけて申し込みましょう。

年収3分の1を超える借入がある

大手消費者金融などの賃金業者は、年収3分の1を超える貸付を貸金業法の総量規制というルールで禁じられています。

過剰貸し付けの説明

総量規制とは、消費者金融などの「申込者の返済能力を超える貸付をしないようにしよう」という意図で決めたルールのこと。

銀行からお金を借りる場合でも、すでに年収3分の1を超えた借入がある人に融資をする可能性は低いです。

総量規制では他社と合わせて年収3分の1までの借入に制限しています。

銀行カードローンは賃金業法の範囲外のため、総量規制の対象にはなりませんが、銀行カードローンは総量規制と同じくらい、貸付額の自主規制を行っているのです。

例えばあなたが、多額の借金を抱えた友達から「お金を貸して欲しい」と言われて、きちんと返済してもらえると思いますか?

残念ながら返済してもらえると断言できませんよね。

借入金額が多い場合は、返済する借入は我慢するしかありません。

借換を検討している人も要注意

「複数社から借入中だけど、銀行カードローンは総量規制の対象にはならないと聞いたから、バンクイックへの借換で借入を一本化しよう」

この記事を読んでいる方のなかには、上記のように考えている方もいると思います。

ただし先にも述べた通り、総量規制を超える金額を借りようとしている申込者に銀行がお金を貸すことはありません。

銀行カードローンへの借換は、他社と合わせて年収3分の1までの範囲で借換ができる方にとっては最適な選択肢だといえます。

他社借入額が多い方は、まず現在借りているお金を返済することに集中してください。

他社からの借入件数が多いと審査に落ちる

複数の金融機関からの借入を、借換によって一本化する方法があります。

複数社の借入を1社のローンに組み直すことは、おまとめとも呼ばれます。

銀行は他社借入があっても申込可能ですので、おまとめ目的で融資を受けることはできます。

ただし他社借入件数が4件以上の多重債務者の場合、金額が総量規制の範囲内であっても借入できない可能性が高いでしょう。

バンクイックで増額を申し込むのは、借入先を整理してからにしてください。

FP志塚
審査落ちすると、その後新たに審査を申し込んだ場合にも不利になることがあります。カードローンを申し込む場合には十分注意してから申し込むようにしましょう。

利用する前に返済計画を立てよう

お金を借りる際には、利用する前に必ず返済計画を立てましょう。

返済計画とは、その名の通り借入から完済までの計画を立てること。

具体的には、借入金額を希望する返済額で返済していった場合に、どれだけの返済期間と返済総額がかかるのかを確認しておく必要があります。

返済計画を立てないと、うまく借入残高を減らせずに延滞に繋がってしまう可能性もあるのです。

毎月決められた返済日に返済ができないと、遅延損害金という罰金が追加で発生してしまうため、低金利で借りた意味がなくなってしまいます。

各ローンの公式サイトには、返済シミュレーションが用意されていることが多いので、積極的に活用していきましょう。

FP志塚
お金を借りたら必ず返さなければなりません。
カードローン会社でも返済能力以上の金額は融資してもらえないように設定されていると思いますが、ご自身でも月々自分が返せる金額の範囲内での借り入れとなるようにしっかり計算して借り入れを行うようにしましょう。

まとめ

カードローンは、銀行カードローンと大手消費者金融カードローンの2つに分けられます。

それぞれの特徴を以下の表にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

カードローン 金利面の特徴 向いている人 おすすめのカードローンベスト3
銀行カードローン 大手消費者金融と比べて金利が低め 長期返済に向いている
  1. みずほ銀行カードローン
  2. ソニー銀行カードローン
  3. 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
大手消費者金融カードローン 無利息期間がある 短期返済に向いている
  1. プロミス
  2. アコム
  3. レイクALSA

さらに金利の決まり方と金利計算を念頭に置いておけば、利用後徐々に金利を引下げたり、賢く返済総額減らしたりして利用できますよ。

とはいえ、いざカードローンに申し込んで落ちないか心配ですよね。

申し込む前に、以下4点に当てはまらないか改めて確認してください。

  1. 信用情報に問題がある
  2. 6ヶ月以内に複数のローンに申し込んでいる
  3. 年収3分の1を超える借入がある
  4. 複数社から借入がある

もし上記4つの審査落ちの原因になる要素が1つもなければ、胸を張って申し込んでくださいね。

カードローンを利用する際には、利用目的をはっきりさせて返済計画を必ず立てることが大切です。

59種類のカードローンの金利比較表

最後に、この記事の執筆のために調査した、59種類のカードローンの金利を掲載します。

カードローン選びの参考にご活用ください。

カードローン名 金利
(実質年率)
大手消費者金融のカードローン
プロミス 年率4.5%~17.8%
アコム 年率3.0%~18.0%
SMBCモビット 年率3.0%~18.0%
レイクALSA(アルサ) 年率4.5%~18.0%
アイフル 年率4.5%~18.0%
中小消費者金融のカードローン
ベルーナノーティス 年率4.5%~18.0%
ダイレクトワン 年率12.00%~17.95%
フタバ 年率14.959%~17.95%
セントラル 年率4.8%~18.0%
ユニーファイナンス 年率7.3%~18.0%
フクホー 年率7.3%~18.0%
エイワ 年率17.9507%~19.9436%
アロー 年率4.9%~20.0%
キャッシングスペース 年率8.0%~20.0%
ライフティ 年率8.0%~20.0%
大手銀行のカードローン
りそなプレミアムカードローン 年率3.5%~13.5%
三井住友銀行カードローン 年率1.5%~14.5%
イオン銀行カードローン 年率3.8%~13.8%
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 年率1.8%~14.6%
みずほ銀行カードローン 年率2.0%~14.0%
ネット銀行のカードローン
ソニー銀行カードローン 年率2.5%~13.8%
楽天スーパーローン 年率1.9%~14.5%
住信SBIネット銀行カードローン 年率0.99%~14.79%
auじぶん銀行カードローン 年率2.2%~17.5%
オリックス銀行カードローン 年率1.7%~17.8%
PayPay銀行カードローン(ネットキャッシング) 年率1.59%~18.0%
地方銀行のカードローン
京都銀行カードローン 年率3.975%~11.975%
広島銀行カードローン 年率3.475%~13.975%
群馬銀行カードローン 年率2.8%~14.5%
福岡銀行カードローン 年率3.0%~14.5%
静岡銀行カードローン 年率4.0%~14.5%
中国銀行カードローン「コ・レ・カ」 年率5.5%~14.5%
八十二銀行カードローン 年率5.5%~14.5%
横浜銀行カードローン 年率1.5%~14.6%
北洋銀行カードローン スーパーアルカ 年率1.95%~14.7%
常陽銀行カードローン キャッシュピット 年率2.5%~14.8%
ちばぎんカードローン 年率4.3%~14.8%
七十七銀行カードローン 年率4.9%~14.8%
信販会社のカードローン
JCBカードローンFAITH 年率4.4%~12.5%
オリックスVIPローンカード 年率1.7%~14.5%
三井住友カード ゴールドローン 年率3.5%~15.0%
セゾンMONEY CARD 年率15.0%
三菱UFJニコス ローンカード 年率6.0%~17.6%
オリコ CREST 年率4.5%~18.0%
アプラスカードローン 年率6.9%~18.0%
セディナカードローン 年率18.0%
ろうきんのカードローン
長野県労働金庫カードローン 年率2.70%~5.10%
新潟県労働金庫カードロ-ン 年率5.375%~7.775%
四国労働金庫カードローン 年率6.025%~8.325%
東北労働金庫カードローン 年率6.4%
中央労働金庫カードローン 年率3.875%~8.475%
東海労働金庫カードローン 年率5.550%~8.550%
近畿労働金庫カードローン 年率6.550%~8.950%
九州労働金庫カードローン 年率9.0%
静岡県労働金庫 年率4.275%~9.275%
北海道労働金庫カードローン 年率6.8%~9.8%
沖縄労働金庫カードローン 年率5.1%~9.8%
北陸労働金庫カードローン 年率5.60%~10.60%
中国労働金庫カードローン 年率10.075%

※上の表はカードローンと類似する無担保融資を含む調査結果です