dカードGOLDの年会費支払いで損をしない方法とメリット・デメリット

PR 投稿日:2023.03.15 更新日:2023.10.13
dカード 年会費

dカードGOLDは、ドコモケータイ料金などの支払いに利用すると、還元率10%になるクレジットカードです、

しかし初めて年会費のかかるクレジットカードを手にする場合、損をしないか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

結論から伝えると、dカードGOLDは支払設定やポイント還元率10%をうまく利用すれば、年会費11000円(税込)を十分に回収できます。

この記事では、dカードとdカードGOLDの違いを解説するとともに、dカードGOLDの年会費11000円(税込)で損をしない方法についてお話しています。

まずはdカードの基本となる、カード情報を確認していきましょう。

この記事の執筆者【ライター】嶋崎
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2022年から金融メディアを担当。 普段使っているクレジットカードはdカードで、d払いやiDを愛用中。 貯めたdポイントはメルカリで利用できるので、目標を決めてポイントを貯めるのが最近の楽しみです...

dカードの基本情報

dカードには、一般ランクのdカードと、特典や付帯サービスが充実したdカードGOLDの2種類があります。

なお年会費が発生するのは、dカードGOLDのみです。

  • dカード
  • dカードGOLD

dカードGOLDは、dカードよりもステータスが高いカードです。

しかし招待なしの自己申込が可能なので、手軽に申し込めるゴールドカードです。

なおドコモのスマホや光回線を利用している方なら、ポイント還元率10%のほか、さまざまな付帯サービスが用意されています。

では両者でどのような違いがあるのか、次項で解説していきます。

dカードとdカードGOLDの違い

まずはdカードとdカードGOLDのスペックを確認していきましょう。

dカードとdカードGOLDの大きな違いは2つです。

  • 年会費発生の有無
  • 保険の手厚さ
  dカード dカードGOLD
カードフェイス dカードの券面 dカードGOLDの券面
年会費 無料 11,000円(税込)
家族カード年会費 無料 1枚目無料※1
限度額 上限100万円 上限300万円
還元率 1% 1%~10%
ショッピング保険 年間100万円 年間300万円
電子マネー iD iD
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • Visa
  • Mastercard®

※1 2枚目以降1,100円(税込)

※2 29歳以下の本人会員・家族会員

通常の還元率だけなら、dカードもdカードGOLDも1%なので差はありません。

しかしdカードGOLDは、付帯保険が手厚くなったり、条件を満たせば還元率10%にできます。

次項でdカードGOLDだけにある、特典を紹介していきます。

dカードGOLDだけの特典

dカードGOLDはdカードに比べて、特典が豊富で、保険やサービスが手厚いという特徴があります。

特典を上手に利用すれば、年会費以上の満足感が得られます。

dカードGOLDの魅力ある特典は以下のとおりです。

  • ケータイ補償
  • お買い物あんしん保険
  • 空港ラウンジを無料で利用
  • 旅行傷害保険が最大1億円
  • ahamoのボーナスパケット量が+5GB進呈

上記のなかでも、【ケータイ補償】と【お買い物あんしん保険】は、dカードに比べてサービスが手厚くなっています。

次項でそれぞれ詳しい内容を解説していきます。

ケータイ補償

dカード・dカードGOLDでは、万が一携帯電話が壊れたときに補償を受けられるサービスがあります。

しかしdカードとdカードGOLDでは、以下の表に記載しているとおり、補償内容が大きく異なります

  dカード dカードGOLD
ケータイ補償 購入から1年間最大1万円 購入から3年間最大10万円

スマホ自体、頻繁に壊れるようなデバイスではないですが、落下や水没といったトラブルによって思いもしない出費が発生するかもしれません。

年会費11,000円(税込)で3年の補償があるので、年間の負担は約3,700円です。

家族で行く外食1回分我慢して、万が一に備えられるなら安いと感じませんか。

お買い物あんしん保険

お買い物あんしん保険もケータイ補償同様、dカード会員でも付帯している保険です。

dカード・dカードGOLDで購入した物品が、万が一盗難・破損などの損害を受けた場合、購入日から90日間まで補償してくれるというサービスです。

なおdカードとdカードGOLDでは、年間で保険適用される金額が異なるので、以下の表を確認してください。

  dカード dカードGOLD
お買い物あんしん保険 年間100万円 年間300万円
条件 【国内での購入品の場合】

  • リボ払い
  • 3回以上の分割払い

【海外での購入品の場合】

  • すべての支払方法に対応
購入場所・支払方法に条件なし

※1事故当たり自己負担3,000円

共通して1事故当たり3,000円の自己負担を負いますが、補償金額は3倍もの差があります。

くわえて保険適用となる条件で、dカードGOLDは細かな条件が設けられていません

家具・家電など、金額の大きな買い物ほど、還元されるポイントが多くなるので、クレジットカードを利用すると思います。

また大きな買い物ほど、破損したときのショックは大きいですよ。

dカードGOLDなら、カードを使って購入したか、していないかだけ確認すればいいので手続きが簡単です。

年会費を支払って、サービスの手厚さと手軽さを購入しているという感覚なら、大きな負担と感じないしょう。

なお補償の対象とならない物品もあるので、以下を参考にしてください。

  1. 不動産、船舶(ホバークラフト、ヨット、モーターボート、水上バイク、ボートおよびカヌーを含みます。)、航空機(ヘリコプターおよび飛行船を含みます。)、自動車、自動二輪車、雪上オートバイ、ゴーカートおよびこれらの付属品
  2. 原動機付自転車、自転車、ハンググライダー、パラグライダー、サーフボード、ウィンドサーフィン、スキーおよびこれらの付属品
  3. 義歯、義肢、コンタクトレンズ、眼鏡およびこれらに類する物
  4. 移動電話・ポケットベルなどの携帯式通信機器、ポケットコンピューター・電子手帳・電卓などの携帯式電子機器およびこれらの付属品、ノート型パソコン、ワープロ専用機などの可動型電子機器(通常備え付けて使用することが想定されるものを除きます)
  5. デジタルソフトウェアのデータ
  6. 現金、小切手および手形その他の有価証券、印紙、切手、乗車券類(鉄道および船舶の乗車船券、航空機の航空券ならびにこれらの定期券)ならびに宿泊券、観光券、旅行券、旅行者用小切手、プリペイドカードその他あらゆる種類のチケット
  7. 食料品
  8. 稿本、設計書、図案、証書、帳簿その他これらに準ずる物
  9. ラジコン模型、ラジコンヘリ、無人ヘリおよびこれらの付属品
  10. 動物および植物

カードGOLDの年会費支払いで損をしない方法

dカードGOLDは年会費11000円(税込)かかりますが、工夫して利用すれば、年会費相当のポイントを獲得できます。

ではdカードGOLDの年会費分をペイできる方法について、以下4つから解説していきます。

  • ドコモスマホやドコモ光通信の契約支払設定をする
  • 日々のカード利用をdカードにまとめる
  • ETCカードを発行する
  • 年間100万円以上利用する
  • 特約店を利用してお得にポイントを貯める

それぞれ順番に解説していきます。

ドコモスマホやドコモ光通信の契約支払設定をする

dカードおよびdカードGOLDの基本還元率は1%と共通しています。

しかしdカードGOLDの場合、ドコモのスマホ代やドコモ光の利用料金の支払いに対しては、還元率10%に格上げされます。

※1,000円(税抜)につき、100ポイント

たとえば1ヶ月のスマホ代が10,000円(税抜)の場合、1ヶ月で1,000ポイント還元されます。

単純計算になりますが、1年通して10,000円(税抜)のスマホ料金を払い続けた場合、1年で12,000ポイント貯まります

【注意点】ドコモの利用料金に端末代金・事務手数料は含まれない

ここからは損をしないための注意点を解説します。

ドコモ利用料金のうち、端末代金や事務手数料は、ポイント還元の対象外となります。

つまりケータイ料金の内訳にある、以下の項目しか対象になりません。

  • 基本使用料
  • 通信料
  • 通話料
  • 付加機能(データ通信料追加など)

dカードGOLDをスマホ代の支払いに設定したものの、「支払った料金よりもポイントが還元されていない」という落とし穴にはまらないように理解しておいてください。

家族カードを発行してポイントを逃さない

家族でドコモのスマホを利用しているなら、dカードGOLDの家族カードを発行はしておくべきです。

というのも還元率10%の対象となるのは、dカードGOLDと紐づけられた1回線のみだからです。

つまり家族のスマホ代を本会員カードで支払っても、家族の利用分はポイント還元されません

上記のようなポイント未獲得を防止しつつ、さらに年会費分をペイする方法として家族カードの発行は有効です。

たとえば3人家族で、1ヶ月1人3,000円(税抜)のスマホ代を支払っている場合、家族カードの有無でどのくらい獲得ポイントに差が出るのか見てみましょう。

  家族カードなし 家族カードあり
ドコモのスマホ代還元 300ポイント 900ポイント
(300×3人)
年間のポイント還元 3,600ポイント 10,800ポイント

家族カードの有無だけで、還元されるポイントに3倍の差が出ました。

家族カードを発行し、電話番号を紐づければ、家族のスマホ代も10%還元の対象となりますよ。

なお獲得したポイントは、本会員にまとめて貯まる仕組みとなっているので、管理が楽というメリットもあります。

日々の支払いをdカードGOLDにまとめる

「ドコモユーザーだけど、毎月1万円も使わないから元が取れない…」

ドコモユーザーのなかには、上記のような方もいるはず。

dカードGOLDで、ポイント還元率10%が適用されるのは、ドコモ利用料金もしくはドコモ光だけです。

しかし基本還元率が1%なので、まとまった支出となる、家賃や公共料金をまとめると年会費分のポイント還元は難しくありません。

たとえば単身者の場合、以下のケースで、どのくらいポイント還元が受けられるのか見ていきましょう。

  支出額 dカードGOLD還元ポイント dカードの場合
ドコモ利用料金 5,000円 500ポイント 50ポイント
家賃 50,000円 500ポイント 500ポイント
電気代 6,000円 60ポイント 60ポイント
ガス代 3,000円 30ポイント 30ポイント
水道代 2,000円 20ポイント 20ポイント
1ヶ月間の合計 66,000円 1,110ポイント 660ポイント
1年間の合計 792,000円 13,320ポイント 7,920ポイント

dカードGOLDの年会費が11,000円(税込)なので、ドコモ利用料金以外の支払いをまとめると、2,320円分得があると言えます。

「dカードGOLDは気になっているけど、しっかり元が取れるか不安」という方でも、上記のシミュレーションを踏まえると安心です。

なおdカードの場合でも、1年間で7,920ポイント貯められるので、「はじめはクレヒスを積んでからdカードGOLDにしたい」という方にもおすすめのカードです。

ETCカードを発行する

車を所有しているなら、dカードで申し込めるETCカードを発行しましょう。

dカードETCカードを利用すれば、有料道路の利用でもdポイントが貯まります

100円(税込)につき1ポイント貯まるので、還元率は1%です。

なおdカードとdカードGOLDでは、ETCカードの年会費発生の有無が異なるので、以下の表を確認してください。

  dカード dカードGOLD
初年度 年会費無料 年会費無料
2年目以降 550円(税込)※
ポイント還元率 1%(100円(税込)につき1ポイント)

※1年に1度でもETC利用があれば年会費無料

dカードGOLDの場合、年会費が無料となっています。

いっぽうdカードは、2年目以降、1年に1度ETCカードを利用しなければ年会費が発生します。

とはいえ車を所有している方なら、1年に1度くらいは有料道路を走る可能性は十分考えられるので、大した差ではありません。

また家族会員ごとにETCカードが発行できるので、複数台車を所有しているなら、自分が車に乗らなくても勝手にポイントが貯まります。

dカードGOLDで年間100万円以上利用する

dカードGOLDは、前年の利用額に応じて、以下の特典が進呈されます。

dカードGOLDのポイント進呈

  • 年100万円以上の利用→11000円(税込)相当のクーポン
  • 年200万円以上の利用→22000円(税込)相当のクーポン

年間100万円以上の利用で、11,000円(税込)相当のクーポンを貰えると、年会費の元が取れます。

とはいえ「年間100万円以上も使うかな?」と感じた方もいるのではないでしょうか。

年間100万円は月に置き換えると、約84,000円です。

すでに家賃や水道・光熱費などの公共料金をまとめると、約84,000円の支出があるという方がいるのではないでしょうか。

くわえてスマホ代や通信費をまとめると、年間100万円以上、生活にかかわる支出があると思います。

年間100万円使えば、基本還元率だけで10,000ポイントも貯められ、11,000円(税込)相当のクーポン進呈、21,000円相当のポイントが獲得できますよ。

年会費を差し引いたとしても、年間で10,000円分得していることになります。

ただし利用額の累計にカウントされないものもあるため、次項でしっかり確認していきましょう。

年間利用額の累計額に含まれない料金

年間100万円以上の利用で、特典が進呈されるというのは、dカードGOLDを利用するうえで大きなメリットです。

しかし年間利用額のうちにカウントされない料金もあるので、年会費の元を取るなら必ず確認しておきましょう。

「利用しているのになかなか100万円に到達しない」という事態を招かないように、解説していきます。

年間利用額の対象外となるのは、以下の料金です。

  • 電子マネーのチャージ(dカード プリペイドチャージを除く)
  • 金利
  • 各種手数料
  • 年会費
  • 【THEO+docomo】におけるdカード積み立て代金
  • 募金

年間利用額の対象と対象外をまとめると以下のとおり。

対象 対象外
  • ドコモの携帯電話料金の支払い
  • NTTファイナンスのおまとめ請求
  • 公共料金
  • 国民年金保険料等の支払い
  • 電子マネーのチャージ
  • 金利
  • 各種手数料
  • 年会費
  • 【THEO+docomo】におけるdカード積み立て代金
  • 募金

つづいてクーポンの利用先を紹介していきます。

クーポンは8つの利用先から選べる

年間100万円以上の利用でもらえるクーポンは、8つの利用先から自由に選択できます。

  • ケータイ購入割引クーポン
  • TAKASHIMAYA グルメ&コンフォート
  • kikito
  • dジョブ
  • dブック
  • dfashion
  • dミールキット
  • dショッピング

クーポン交換先は、ドコモのサービスが中心ではあるものの、dアカウントがあれば誰でも利用できます。

なおクーポンの利用は、1,100円(税込)単位で交換でき、特典残高に応じて別のサービスも利用できます。

普段のお買い物先をdカード特約店にすると、年会費以上のポイントを貯めやすくなりますよ。

次項で詳しく解説していきます。

dカード特約店を利用してお得にポイントを貯める

dカード特約店を利用すると、普段のお買い物や公共料金の支払いで効率よくポイントが貯められます。

dカード特約店のバナー

dカード特約店とは、dカードでのお買い物100円(税込)につき1ポイントが貯まる決済ポイントにくわえて、利用額に応じて特約ポイントが貯まるお店のことです。

たとえばスターバックスカードは、スマホに登録できるキャッシュレスタイプのプリペイドカードを利用すると、100円(税込)につき特約店ポイントが4%貯まります。

つまり基本還元率1%にくわえて、4%の特約ポイントが加算されるので、1度の決済で5%還元されるようになります。

主要な特約店と加算還元率を、以下の表にまとめているので、確認してください。

特約ポイント還元

 1% ノジマ
おそうじ本舗
東京海上グループ / イーデザイン損保
1.5% 髙島屋
ジェイアール名古屋タカシマヤ・タカシマヤ ゲートタワーモール
髙島屋グループのショッピングセンター・レストラン街
サツドラ
丸善ジュンク堂書店
ENEOSでんき
ENEOS都市ガス
インデックスでんき
2% タワーレコード
タワーレコード オンライン
洋服の青山
THE SUIT COMPANY
第一園芸
多慶屋
ショップジャパン
ドコモオンラインショップ
dショッピング
d fashion
dブック
東京無線タクシー
チェッカーキャブ
さわやか無線センター
3% コスモでんき
サミットエナジー
マツモトキヨシ
ココカラファイン
kikito
プレジデント社
伊達の牛タン本舗
4% スターバックス カード
ドトール バリューカード
サカイ引越センター
オリックスレンタカー
クラブメソッド

dカードGOLDの申込方法

dカードGOLDに申し込むには、以下3つの方法があります。

  • dカードWebサイト
  • ドコモショップ
  • 郵送

上記のなかから申し込みが完了し、審査に無事通過できれば、手元にカードが届きます。

しかしドコモショップや郵送では、申し込みに時間がかかってしまうため、オンラインでの手続きがおすすめです。

くわえて入会キャンペーンは、Web申込だけなのです。

そのため年会費を相殺できるほどのポイントをもらうためには、オンラインで申し込みを進める必要があります。

なお申し込みには、以下の書類が必要となるので、事前に準備を進めておいてください。

  1. dアカウント(ID・パスワード)
  2. 支払に指定する口座情報を確認できるもの(キャッシュカードなど)
  3. 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  4. 勤務先情報(勤務先社名・住所・電話番号)

dアカウントは、ドコモユーザーでなくても誰でも作れるアカウントです。

dポイントを貯めたりd払いをしたりするとき、本人確認として必要なアカウントとなります。

オンライン申込の場合は、申込時にIDとパスワードの入力を求められるので、事前にアカウントを作成しておきましょう。

オンライン申込の流れ

オンライン申込は、場所や時間を問わないため、休憩時間中でも申し込みを完了できる手軽さがメリットです。

オンライン申込の大まかな流れは以下のとおり。

  1. 入会申し込み
  2. 受付メールを受信
  3. 入会審査
  4. カード到着(約1週間から10日)

早ければ申し込みが完了してから、約1週間でカードが届きます

dカードGOLDで損をするのはこんな人

dカードGOLDは、dカードに比べて、特典数・付帯サービスが手厚いです。

年会費の元を取るという点も重要ですが、特典を使いこなせないとなると、あまり満足いかない可能性が高いです。

以下に当てはまる人は、dカードGOLDを所持すると損をしたと感じてしまうでしょう。

  • ドコモユーザーではない人
  • 空港をあまり利用しない人
  • 年間100万円以上クレジットカードを使わない人
  • 家族もドコモユーザーではない人
  • dポイント以外のポイントを中心に貯めている人

dカードGOLDは、年間の利用額や還元率10%の対象となる料金支払いに充てれば、年会費相当のポイントを回収できます。

しかし上記のように、そもそもドコモユーザーではない人や、家族の携帯キャリアがバラバラの人は、ポイントを効率よく貯めるのが難しいです。

なおドコモユーザーでない人の場合、年間100万円(月84,000円)利用できるかが、年会費を回収する分岐点となります。

自分の経済圏やクレジットカードの利用頻度から、上記項目を当てはめてください。

カードを申し込んでから「あまりメリットがない」と感じると、ムダに年会費を支払うことになるので注意が必要です。

dカードGOLDのキャンペーン利用で年会費を回収

dカードGOLDでは、入会特典キャンペーンを実施しています。

しかもキャンペーンは1つだけでなく、合計4つあるので驚きです。

まずはどのようなキャンペーンを行っているのか、以下の内容を確認していきましょう。

  • 入会・利用特典の増額(29歳以下:10,000ポイント / 30歳以上:5,000ポイント)
  • dカードGOLD家族カードの入会・利用特典1000ポイント進呈
  • ETCカード新規入会・利用特典1,000ポイント進呈
  • こえたらリボの設定で1,000ポイント進呈

※dカードは最大4,000ポイント

それぞれ順番にキャンペーン内容を解説していくので、新規入会で検討中の方は必見です。

入会・利用特典の進呈ポイント増額

2023年3月31日(金)までにdカードGOLD入会し、翌々月までにカード利用すると、最大21,000ポイントがもらえるというキャンペーンです。

なおdカードからdカードGOLDへのアップグレードした場合も、本特典の対象となります。

当キャンペーンは申込日時点での年齢によって、進呈されるポイントが異なります。

  • 29歳以下:10,000ポイント
  • 30歳以上:5,000ポイント
  入会・利用特典ポイント 増額ポイント 合計
29歳以下 11,000ポイント 10,000ポイント 21,000ポイント
30歳以上 5,000ポイント 16,000ポイント

30歳以上の場合は、20代に比べて進呈ポイントが半分になりますが、どちらにせよ年会費11, 000円(税込)を上回るポイントが貰えます。

以下の進呈対象外となる場合を除けば、入会後利用するという簡単な条件なので、キャンペーン期間内の申し込みを検討してください。

  • 利用する携帯電話番号の登録がない場合
  • dポイントクラブ未入会・退会の場合
  • 特典進呈前にdカードGOLDを解約した場合

dカードGOLD家族カードの入会・利用特典1, 000ポイント進呈

家族カードのキャンペーンは、dカードGOLD限定で実施されています。

以下3つの条件を満たせば、dポイントが1, 000ポイント進呈されますよ。

  • 新規申込
  • お得情報メールの設定
  • 入会翌月末までの利用

お得情報メールとは、dカードから定期的にお得なキャンペーンや、お得情報メール限定のキャンペーン案内をしてくれるメルマガのようなものです。

なお月に1度、利用代金が確定した旨を知らせてくれメールも送信してくれるので、明細確認のサポートも行ってくれます。

このキャンペーンは、コンビニやドラッグストアなどの利用でもポイント進呈されるので、普段のお買い物やランチ代などに使えば簡単にクリアできます。

なお以下の利用料金は、本キャンペーンの対象外となるので、勘違いの内容に注意してください。

  • ドコモ利用料金(ドコモケータイ料金・ドコモ光など)
  • 年会費
  • 電子マネーチャージ

ETCカード新規入会・利用特典1,000ポイント進呈

ETCカードの入会・利用は、ポイントを効率よく貯めるためにも重要な内容です。

なおdカード・dカードGOLDどちらでも受けられるキャンペーンとなっています。

dカードETCカードに新規入会して、入会翌月末までにエントリーのあと、1回でもETCカード利用があれば1,000ポイント進呈という内容です。

dカードGOLDなら、年会費無料で発行できるため、無料で1,000ポイントがもらえるお得なキャンペーンです。

なおdカードの場合、初年度無料で、2枚目以降は年会費が550円(税込)発生します。

とはいえ新規入会後に利用すれば、dカードGOLDのように、金銭負担なく1,000ポイントが貰えます。

こえたらリボ・キャッシング利用枠の設定で最大2000ポイント進呈

こえたらリボ・キャッシング利用枠の設定によるポイント進呈キャンペーンは、dカード・dカードGOLDどちらでも適用されるキャンペーンです。

以下のいずれか、もしくは両方の設定を完了すればポイントが進呈されます。

条件 進呈ポイント
こえたらリボ 指定支払額3万円以下で超えたらリボに設定 1,000ポイント
キャッシング枠 キャッシング利用枠の設定 1,000ポイント

なお注意点は以下のとおりです。

  • dカードからdカードGOLDへのアップグレードへの場合はキャッシング枠の設定特典は対象外
  • ポイント進呈は入会完了月の4ヶ月後
  • 両方の設定が完了した場合、最大2000ポイント進呈

dカードGOLDの年会費引き落とし日は毎月10日

dカードGOLDの年会費引き落とし日は、毎月10日となっています。

なお加入月によって、引き落としのタイミングが異なるため以下を確認してください。

  • 加入日が1日~15日→翌月10日に引き落とし
  • 加入日が16日~月末→翌々月10日に引き落とし

たとえば1月1日に加入した場合、初回引き落とし日は2月10日になります。

いっぽう1月16日に加入した場合は、3月10日に引き落としされます。

なお年会費の引き落としは、通常のカード利用金額も同時に引き落としされるので、「残高が足りなかった」という事態にならないように準備しておきましょう。

dカードGOLD加入日の正しい確認方法

dカード・dカードGOLDの加入日は、以下3つの方法で確認できます。

  • dカードGOLDが届いたときの台紙で確認
  • dカードGOLDの公式サイト内【カードご利用明細照会】で確認
  • dカードゴールドデスクで確認

「クレジットカードの加入日を常に覚えている」という方は少ないでしょう。

dカードGOLDの公式サイト内【カードご利用明細照会】なら、入会日を確認する目的である、年会費の引き落とし日を同時に確認できるのでおすすめです。

まとめ:dカードGOLDの年会費で損をしない人はこんな人

以下の特徴に当てはまる人は、dカードGOLDを所持しても損をしないでしょう。

  • すでにドコモまたはahamoのケータイを使用している
  • 家族にドコモユーザーがいる
  • 年間100万円以上クレジット利用している
  • 出張・旅行が多い

すでにドコモのケータイを使用しているなら、dカードGOLDにするだけで還元率10%になります。

そのためdカードよりも、効率よくポイントをためられます。

通常のポイント還元率は1.0%と、dカードと同じ設定ですが、他社カードには還元率0.5%のカードがあるため比較的高い還元率です。

なおdカード特約店やdポイント加盟店の利用で、通常還元率にくわえてポイントが獲得できます。

上記の特徴に当てはまるなら、dカードGOLDを検討してみてください。