フリーローンとは資金の使いみちが自由な商品!カードローンとの違いも解説

更新日:2024.04.25 投稿日:2024.01.23
フリーローンとは
20代男性困り顔
フリーローンがどのような商品なのかわからない
カードローンの審査に落ちた20代女性
フリーローンとカードローンの違いがわからない

はじめてお金を借りる方だと、フリーローンについてわからない点が多いでしょう。

そこで今回は、フリーローンについて詳しく解説します。

フリーローンとカードローンの違いについても解説するため、気になる方は参考にしてください。

この記事の執筆者フィンクル編集部
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この記事の監修者【FP】塚越一央
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東京都立大学法学部を卒業後、大手都市銀行及び銀行系のシンクタンクに41年間勤務し、定年退職を機に1級ファイナンシャル・プランニング技能士及び社会保険労務士のダブルライセンスで「塚越FP社労士事務所」を...

フリーローンとは?

フリーローンとは、主に銀行などの金融機関が提供しているローン商品のことです。

フリーローンは、住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどの目的別ローンとは違い、原則として借りたお金は自由に使えます。

またフリーローンは、一般的に保証人や担保が不要なので、保証人や担保が必要な目的別ローンよりも申し込みへのハードルが低いのです。

実際にフリーローンを提供している金融機関をまとめたので、見てみましょう。

銀行名 商品名
りそな銀行 りそなプレミアムフリーローン
三井住友銀行 フリーローン
横浜銀行 フリーローン
七十七銀行 77フリーローン
北陸銀行 ほくぎんフリーローン
静岡銀行 しずぎんフリーローン
住信SBIネット銀行 NEOBANKフリーローン
千葉銀行 ちばぎんフリーローンクイックパワー

このようにフリーローンとは、銀行が提供しているローン商品だということがわかります。

続いてフリーローンの特徴について紹介します。

フリーローンの6つの特徴を紹介

フリーローンの特徴は以下の6つ。

フリーローンの特徴
  • 資金の使い道が自由
  • 資金は一括で借り入れ
  • 有担保と無担保の商品がある
  • 固定金利と変動金利の商品がある
  • 毎月一定額で返済できる
  • 口座から自動引き落としで返済可能

上記の特徴を確認し、フリーローンについて理解を深めていきましょう。

それでは各特長について順番に解説していきます。

フリーローンの特徴1.資金の使い道が自由

先ほど解説したとおりフリーローンは、借りたお金の使い道が自由なローン商品です。

実際にフリーローンを提供している金融機関の公式サイトの記述を見てみましょう。

ローン名 資金の使い道についての記載
りそな銀行
りそなプレミアムフリーローン
健全な消費性資金(事業性資金にはご利用いただけません)
三井住友銀行
フリーローン
ご自宅のリフォーム資金、家具・インテリアの購入資金、旅行資金。ご婚礼に伴う資金等、さまざまな使いみちにご利用いただけます。
横浜銀行
フリーローン
自由(事業用資金は除く)
七十七銀行
77フリーローン
あらゆるお使いみちにご利用いただけます。ただし、事業資金を除きます。
北陸銀行
ほくぎんフリーローン
自由(健全な消費者性資金に限ります。事業性資金にはご利用いただけません。)

このようにフリーローンの資金の使い道を自由と定めている金融機関がほとんどです。

フリーローンの資金の使い道としての挙げられる例は以下のとおり。

フリーローンの資金の使い道の例
  • 家電の購入費
  • 趣味の資金
  • 旅行費
  • 引っ越し代
  • 教育費
  • 資格取得費
  • 冠婚葬祭費
  • 治療費
  • 公共料金(電気・ガス・水道)
  • 税金・保険料など

ただしどのフリーローンも事業資金として利用はできないので注意しましょう

事業者や経営者で、事業資金としてフリーローンの利用を考えていたのなら、ビジネスローンなどの事業者向けのローン商品を利用しましょう。

フリーローンの特徴2.資金は一括で借り入れ

フリーローンは証書貸付型を採用しているため、最初にまとまったお金を借りて長期的に返済していきます。

証書貸付型とは、カードローン(極度貸付)のように1度の契約で何度も借り入れができるのではなく、貸付先の金融機関と契約書で合意した融資を受ける貸し付けのことです。

契約書は金銭消費貸借契約書が一般的で、貸し付けをするたびに契約を結びます。

貸し付けの種類 特徴
フリーローン 証書貸付 契約時の借り入れの
カードローン 極度貸付 利用額の範囲なら何度でも借入可能

フリーローンの特徴3.有担保と無担保の商品がある

フリーローンは、基本的に保証人や担保が不要で借りられると解説しましたが、保証人や担保が必要なフリーローンも存在します。

りそな銀行のフリーローンは、無担保と有担保で分かれているので見てみましょう。

種類 金利 限度額
りそな銀行フリーローン
有担保
年2.775%~9.900%
(変動金利)
100万円~1億円
りそな銀行フリーローン
無担保
年1.7%~14.0%
(固定金利)
10万円~100万円

ご覧のように有担保のフリーローンの方が、金利が低く、利用限度額が高めに設定されてれいます。

有担保の方が、利用者が返済できなかった際、金融機関側のリスクが軽減されるため、金利が低く、限度額が高く設定されているのです。

20代男性困り顔
少しでも金利を低くして、支払う利息を抑えたい・・・
カードローンの審査に落ちた20代女性
まとまった金額が必要だから、利用限度額は多いほうがいい・・・

という人で、担保や保証人が用意できる人は、有担保のフリーローンへの申し込みがおすすめです。

なお有担保のフリーローンも、無担保のフリーローン同様、お金の使い道は自由なので安心してください。

フリーローンの担保はどのようなものがある

有担保のフリーローンを利用したいけど、何が担保になるのかわからない人は多いはずです。

そこで有担保のフリーローンで担保となるものを紹介します。

有担保のフリーローンと担保として認められるものは以下のとおりです。

金融機関名 担保として認められるもの
りそな銀行
フリーローン(有担保型)
不動産
三井住友銀行
フリーローン(有担保型)
本人所有の不動産
東邦銀行
フリーローン(有担保型)
土地・建物

有担保型のフリーローンの担保は、基本的に不動産関連がほとんどです。

フリーローンが不動産を担保に設定している理由として、以下の2つが挙げられます。

フリーローンが不動産を担保に設定している理由
  • 大幅に値崩れしにくく、売却したときに大きな資産になる
  • ローン利用者が失いたくない資産のため、返済への気持ちが強くなる

必ず返済を滞納しない、もし返済できなかった際、手放してもいい不動産を持っている、という人は有担保型のフリーローンの利用を検討しましょう。

フリーローンの特徴4.固定金利と変動金利の商品がある

フリーローンには固定金利型と変動金利型の商品があります。

金利タイプ 特徴
固定金利型
  • 借入時の金利に変動がない
  • 金利上昇のリスクがない
変動金利型
  • 借入時の金利は定期的に見なおされる
  • 同時期なら固定金利より金利は低め

同じ時期であれば固定金利より変動金利のほうが金利は低めに設定されています。

ただし変動金利には、金利上昇のリスクがあるのです。

余裕のある返済計画を立てておけば、金利上昇により毎月の返済額が上がっても対応しやすいでしょう。

いっぽう固定金利のフリーローンには金利上昇リスクがありません

フリーローンが変動金利なのか、固定金利なのか、よく確認してから申し込むとよいでしょう。

各フリーローンの金利タイプと金利の一覧をまとめています。

フリーローン 金利タイプ 金利
りそな銀行
りそなプレミアムフリーローン
固定金利 年1.7%~14.0%
三井住友銀行
フリーローン
変動金利 年5.975%
横浜銀行
フリーローン
固定金利 年1.9%~14.6%
七十七銀行
77フリーローン
変動金利 年2.8%~4.0%
北陸銀行
ほくぎんフリーローン
固定金利 年1.8%~13.5%

フリーローンの特徴5.毎月一定額で返済できる

フリーローンの多くは、返済の際に元利均等返済を採用しているため、毎月一定の金額で返済できます。
※元利均等返済とは、毎月支払う返済金額が一定の返済方法。もう一つの返済方法として、元金均等返済があります。
※元金均等返済とは、毎月の返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法。

元利均等返済は、返済金額が決まっているので、毎月いくら返済したらいいのかわかりやすいのが特徴的です。

メリットとして、元金均等返済と比較して、返済開始当初の返済額を少なくできます。

ただし元金均等返済よりも、借入金額の減りが遅くなってしまいます

そのためフリーローンは、「毎月無理なく返済していきたい」という人にピッタリのローン商品と言えるでしょう。

フリーローンの特徴6.口座から自動引き落としで返済可能

多くのフリーローンで毎月の返済は口座からの自動引き落とし(口座振替)です

毎月の返済日になると自動的に引き落としされるため、オンラインバンキング振込、ATMで返済、店頭窓口で返済するといった手間はかかりません。

さらに返済忘れを防止したいときにも便利なのが、自動引き落としされる口座振替です。

ただし口座が残高不足だと引き落としできず、返済を遅延する恐れがあります。

毎月の返済日が来る前に、返済金額を入金しておきましょう。

フリーローンでは繰上返済が可能

フリーローンは、毎月の返済とは別に、繰上返済が可能です。

繰上返済とは、返済日とは別に返済する方法で、繰上返済した金額はすべて、元金に充てられるので完済までの期間が短くなるうえに、最終的に支払う利息も軽減できます。

そのためボーナス支給時など、経済的な余裕が生まれたときには、積極的に繰上返済するといいでしょう。

ここまでフリーローンの特徴について紹介しました。

続いてフリーローンを利用できる人について解説します。

フリーローンの利用ができる人とは

フリーローンの利用条件は、金融機関によって異なります。

そこで各金融機関のフリーローンの利用条件を見てみましょう。

ローン名 利用条件
りそな銀行
りそなプレミアムフリーローン
日本国内にお住まいで、次の条件をすべて満たす個人のお客さま

  • お申込時の年齢が満 20 歳以上、 満 70 歳未満の方で、最終ご返済時の年齢が満 80 歳未満の方
  • 継続安定した収入のある方。
    ※継続安定した収入があればパート・アルバイトの方もお申込みいただけます。ただし、学生の方はアルバイト等で継続安定した収入があってもお取扱いできません。また、専業主婦・主夫の方のお申込みも承れません。
  • 当社所定の保証会社の保証を受けられる方
三井住友銀行
フリーローン
以下の条件をすべて満たされる方
  • お申込時満20歳以上、満65歳以下の方
  • 前年度税込年収が200万円以上(個人事業主の方は所得金額)で、現在安定した収入のある方(年金収入のみの方はご利用いただけません)
  • 当行指定の保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方
  • ご契約時に当行(ローン契約機)にご来店いただける方
    ただし、リフォーム資金でお借入金額が300万円を超える場合は、郵送でのご契約となります。
  • 日本国内在住の方
横浜銀行
フリーローン
  1. ご契約時満 20 歳以上 69 歳以下の方
  2. 安定した収入のある方、およびその配偶者
    (パート・アルバイトの方も可。学生の方は不可。年収には年金を含みます。)
  3. 次の地域に居住またはお勤めの方
    (神奈川県内全地域 ・群馬県内の以下の)
    (東京都内全地域 前橋市、高崎市、桐生市)
  4. 保証会社(SMBC コンシューマーファイナンス㈱)の保証が受けられる方
  5. 横浜銀行ならびに SMBC コンシューマーファイナンス㈱の個人情報の取り扱いに同意される方
七十七銀行
77フリーローン

次の条件を全て満たされる個人の方

  • 年齢18歳以上65歳未満、完済時年齢70歳未満の方※満18歳以上20歳未満のお客さまは、店頭でのお申込みに限らせていただきます。
  • 勤続年数が1年以上、または営業年数3年以上の方
  • 前年の税込年収(自営業の場合は申告所得)が150万円以上の方で、引続きご返済に見合った安定した収入がある方
  • お住まいが東北6県または北海道の方
  • そのほか、当行所定のお取扱い基準を満たされる方
北陸銀行
ほくぎんフリーローン
  • お申込時の年齢が満20歳以上、完済時年齢が満76歳未満の方(学生の方はご利用できません。)
  • 安定した収入のある方
  • オリックス・クレジット㈱の保証が得られる方

各金融機関の利用条件から、フリーローンの利用できる人の共通した特徴は以下のとおりです。

フリーローンの利用できる人の共通した特徴
  • 申込時の年齢が20歳以上
  • 継続安定した収入がある
  • 金融機関が指定している保証会社の保証が受けられる

上記の特徴について順番に紹介します。

フリーローンが利用できる人の特徴1.申込時の年齢が20歳以上

フリーローンは、申込時の年齢が満20歳未満の人は利用できないと考えておきましょう。

というのもほとんどのフリーローンでは、【申込条件として満20歳以上であること】と設けています。

ローン名 年齢に関する記述
りそな銀行
りそなプレミアムフリーローン
お申込時の年齢が満 20 歳以上、 満 70 歳未満の方で、最終ご返済時の年齢が満 80 歳未満の方
三井住友銀行
フリーローン
お申込時満20歳以上、満65歳以下の方
横浜銀行
フリーローン
ご契約時満 20 歳以上 69 歳以下の方
七十七銀行
77フリーローン
年齢18歳以上65歳未満、完済時年齢70歳未満の方
※満18歳以上20歳未満のお客さまは、店頭でのお申込みに限らせていただきます。
北陸銀行
ほくぎんフリーローン
お申込時の年齢が満20歳以上、完済時年齢が満76歳未満の方(学生の方はご利用できません。)

七十七銀行の77フリーローンのみ18歳以上に設定していますが、他のフリーローンは満20歳以上と設けています。

また各フリーローンは年齢の上限も定めています。

フリーローンに申し込む前に、申込条件の年齢に該当しているのか確認してから申し込みましょう。

フリーローンが利用できる人の特徴2.継続安定した収入がある

各フリーローンの利用条件として、【継続安定した収入がある】記載しています。

三井住友銀行のフリーローンに関しては、具体的な金額を記載しています。

金融機関名 利用条件
三井住友銀行
フリーローン
前年度税込年収が200万円以上(個人事業主の方は所得金額)で、現在安定した収入のある方(年金収入のみの方はご利用いただけません)

金融会社によって、安定した収入の基準は異なりますが、上記の三井住友銀行フリーローンの【前年度税込年収が200万円以上】の利用条件を基準に、自身が安定した収入があるか確認してから申し込みましょう。

フリーローンが利用できる人の特徴3.金融機関が指定している保証会社の保証が受けられる

フリーローンを利用するには、フリーローンを提供している金融会社とは別に、保証会社の審査にも通過する必要があります。

保証会社とは、利用者がお金を借りた際、利用者に代わってフリーローン会社に返済する保証業務(代位弁済)をしている会社のことです。

保証会社としても、代位弁済を行わないで済むように申込者を審査しているのです。
※代位弁済が行われても、利用者の返済義務がなくなるわけではありません。利用者から回収するのがフリーローンから保証会社に変わるだけです。

各フリーローンの保証会社は以下のとおりです。

金融機関 保証会社
りそな銀行
りそなプレミアムフリーローン
オリックス・クレジット株式会社
三井住友銀行
フリーローン
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
横浜銀行
フリーローン
SMBC コンシューマーファイナンス株式会社
七十七銀行
77フリーローン
次の条件を全て満たされる個人の方

  • 年齢18歳以上65歳未満、完済時年齢70歳未満の方※満18歳以上20歳未満のお客さまは、店頭でのお申込みに限らせていただきます。
  • 勤続年数が1年以上、または営業年数3年以上の方
  • 前年の税込年収(自営業の場合は申告所得)が150万円以上の方で、引続きご返済に見合った安定した収入がある方
  • お住まいが東北6県または北海道の方
  • そのほか、当行所定のお取扱い基準を満たされる方
北陸銀行
ほくぎんフリーローン
  • お申込時の年齢が満20歳以上、完済時年齢が満76歳未満の方(学生の方はご利用できません。)
  • 安定した収入のある方
  • オリックス・クレジット株式会社

申し込みを考えているフリーローンの保証会社を確認し、保証会社の審査に落ちたことがないか、または返済を滞納したなどの金融事故を起こしていないか確認してから申し込みましょう。

というのも過去に審査に落ちたローン会社が保証会社を務めているフリーローンに申し込んでも、審査基準が同じだと考えられ、審査落ちに繋がるからです。

上記以外のフリーローンの利用を検討している人は、公式サイトから保証会社も一緒に確認してくださいね。

以上、フリーローンの利用ができる人の特徴を3つ紹介しました。

続いてフリーローンとカードローンの違いについて紹介します。

カードローンとフリーローンの違い

カードローンもフリーローンも事業性資金を除き、使いみち自由の商品です。

使いみちなどの特徴がよく似ていますが、カードローンとフリーローンには以下の違いがあります。

カードローンとフリーローンの違い
それぞれの違いについて詳しくは以下のとおりです。

フリーローン カードローン
提供会社 主に銀行
  • 消費者金融
  • 信販会社
  • クレジットカード会社
  • 銀行
融資形式 契約時の一度のみ 限度額の範囲なら繰り返し借入可能
金利 カードローンに比べると低い フリーローンに比べると高い
融資スピード 最短2営業日~2週間 最短3分
借入方法・返済方法 口座振込、口座振替が一般的
  • インターネット
  • 自社ATM
  • 提携ATM(提携金融機関・コンビニなど)
  • 電話
  • 店頭窓口
手数料 有料の場合あり 無料
必要書類
  • 本人確認書類
  • 収入証明書
  • 資金使途確認資料
  • 本人確認書類
  • 収入証明書

提供会社の違い

カードローンとフリーローンでは提供会社に以下のような違いがあります。

商品のジャンル 主な提供会社
カードローン
  • 消費者金融会社
  • 信販会社
  • クレジットカード会社
  • 銀行(都市銀行・地方銀行・ネット銀行・信用金庫・労働金庫など)など
フリーローン 主に銀行(都市銀行・地方銀行・ネット銀行・信用金庫・労働金庫など)

信販会社やクレジットカード会社によってはフリーローンも提供していますが数は少ないです。

フリーローンは主に銀行が提供する商品と考えてよいでしょう。

いっぽうカードローンでは消費者金融会社・信販会社・クレジットカード会社・銀行などさまざまな選択肢があります。

融資形式の違い

カードローンとフリーローンでは以下のように融資形式に違いがあります。

商品のジャンル 融資形式 特徴
フリーローン 証書貸付 融資は契約時の一度のみ
カードローン 当座貸越 限度額の範囲なら繰り返し借入可能

カードローンの限度額が100万円だった場合、最高100万円まで繰り返し借りられます。

カードローンによってはATMより1,000円単位で借り入れ可能です。

少額な資金を借りたいときにも便利なのが、当座貸越タイプのカードローンです。

いっぽう証書貸付タイプのフリーローンは、契約時の融資のみとなっています。

そのため追加で融資が必要になった場合、再び審査を受ける必要があるのです。

金利の違い

フリーローンとカードローンの金利を比較したとき、フリーローンの金利のほうが低めに設定されています

カードローンとフリーローン、それぞれの金利を比較してみましょう。

【金利の比較表】
カードローン 金利
プロミス 年4.5%~17.8%
アコム 年3.0%~18.0%
SMBCモビット 年3.0%~18.0%
アイフル 年3.0%~18.0%
三井住友銀行カードローン 年1.5%~14.5%
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0%
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 年1.8%~年14.6%
りそな銀行 りそなプレミアムカードローン 年1.99%~13.5%
フリーローン 金利
七十七銀行 77フリーローン 年2.8%~4.0%
北陸銀行 ほくぎんフリーローン 年1.8%~年13.5%
りそな銀行 りそなフリーローン
(有担保型)
年2.775%~9.900%
りそな銀行 りそなプレミアムフリーローン
(無担保型)
年1.7%~14.0%

フリーローンの上限金利は最大でも、年14.0%ほどと設定されているのに対して、消費者金融カードローンの上限金利が年18.0%ほどと高めに設定されています。

なお銀行カードローンだと最大金利年14.0%ほどが目安です。

銀行カードローンであれば、フリーローンと同じくらいの金利で利用できる可能性がありますね。

融資スピードの違い

融資スピードはフリーローンよりカードローンのほうが早いです。

カードローンとフリーローンの融資スピードを比較してみましょう。

【融資スピードの比較表】
消費者金融カードローン 融資スピード
プロミス 最短3分
アコム 最短20分
SMBCモビット 最短即日*1
アイフル 最短18分
銀行カードローン 融資スピード
三井住友銀行カードローン 最短当日融資*2
みずほ銀行カードローン 最短翌営業日
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 最短翌営業日
フリーローン 融資スピード
横浜銀行フリーローン 最短翌日
北洋銀行 北洋フリーローン 仮承認後、最短1週間
りそな銀行 りそなプレミアムフリーローン
(無担保型)
2週間~1ヶ月ほど

※1 申し込みの曜日、時間帯によって、融資は翌日以降となります。
※2 申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もあります。

カードローンの場合、消費者金融で最短3分、銀行で最短即日の融資スピードです。

いっぽうフリーローンでは、比較的スピーディーな横浜銀行でも融資まで最短翌日となります。

りそなプレミアムフリーローンでは融資まで2週間~1ヶ月ほどが目安です。

よって急ぎ融資を受けたい人は、カードローンを利用しましょう。

借入方法・返済方法の違い

以下のようにカードローンとフリーローンでは借入方法・返済方法にも違いがあります。

カードローンの借入方法*
  • インターネット
  • 自社ATM
  • 提携ATM(提携金融機関・コンビニなど)
  • 電話
  • 店頭窓口
カードローンの返済方法*
  • インターネット
  • 自社ATM
  • 提携ATM(提携金融機関・コンビニなど)
  • 銀行振込
  • 口座振替(口座からの自動引き落とし)
  • 店頭窓口
フリーローンの借入方法* 口座への振込のみが一般的
フリーローンの返済方法* 口座振替のみが一般的

※カードローンとフリーローンによって借入方法・返済方法は異なります。 

カードローンは、借入方法や返済方法の豊富さから、利便性の高いカードローンと言えますね。

手数料の違い

以下のようにフリーローンとカードローンには手数料にも違いがあります。

手数料の種類 カードローン フリーローン
事務手数料 無料 有料の場合あり
繰り上げ返済手数料 無料 有料の場合あり
返済条件変更手数料 無料 有料の場合あり

フリーローンによっては各種手数料が発生します。

一例として、りそなフリーローン(有担保型)で発生する手数料は以下のとおりです。

手数料の種類 金額
事務手数料 110,000円
繰り上げ返済手数料 一部:5,500円/全額11,000円
(店頭・テレビ電話で手続きした場合)
返済条件変更手数料 11,000円

りそなフリーローンは繰上返済の際、手数料が発生するのに対して、カードローンの手数料は無料です。

ただしイオン銀行のように繰り上げ返済手数料が無料のフリーローンもあります。

フリーローンによって手数料が異なるため、よく確認してから申し込んだほうがよいでしょう。

 必要書類の違い

フリーローンとカードローンでは必要書類にも違いがあります。

カードローンの必要書類は以下のとおりです。

【カードローンの必要書類】
本人確認書類
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード*1
  • パスポートなど
収入証明書*2
  • 源泉徴収票
  • 給与明細書など

※1 マイナンバーカードは個人番号を隠して提出
※2 限度額50万円超で収入証明書が必要になる場合があります。

フリーローンによっては本人確認書類・収入証明書に加え、資金使途確認資料*や通帳・預金届け印も必要です。
※資金使途確認資料は資金の使いみちを確認するための書類で、見積書・提案書などのこと。

フリーローンは金融機関によって必要書類が異なりますので、公式HPでよく確認してから申し込むとよいでしょう。

FP塚越
専門家からの一言
塚越FP社労士事務所 / 塚越 一央
フリーローンとカードローンを比較した場合に、一番気になるのが金利です。

金利は、フリーローンのほうが低めに設定されているので、高額な資金を長期間借りるのであれば、フリーローンがおすすめです。

いっぽう使い勝手がいいのがカードローンです。

短時間で借りられますし、インターネットを使って借りられるので、店頭へ行く必要がありません。

早く借りたい人や繰り返し借りたい人は、カードローンがおすすめです。

フリーローンのメリットとデメリット

つづいては、フリーローンならではのメリット・デメリットを解説します。

フリーローンのメリットとデメリットは以下のとおり。

メリット デメリット
  • 金利が低い傾向にあり、利息の負担を抑えやすい
  • 限度額が高い傾向にあり、まとまった資金を借りやすい
  • 毎月の返済額が常に一定だから返済計画が立てやすい
  • 融資までに時間がかかる
  • 追加の借り入れができない
  • カードローンと比べると審査が厳しめ

順番に解説します。

フリーローンのメリット

フリーローンのメリットは以下のとおりです。

フリーローンの3つのメリット

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

金利が低い傾向にあり利息の負担を抑えやすい

フリーローンの金利は、カードローンと比べると低い傾向にあります。

金融機関 上限金利の目安
消費者金融カードローン 年18.0%ほど
銀行カードローン 年14.0%ほど
フリーローン 年13.0%~14.0%ほど

消費者金融カードローンと比べると、フリーローンの最大金利は年4%ほど低い水準です。

年4%の金利差であっても、まとまった資金を借りたときは大きな利息差が生じます。

30万円を借りた場合、1年間で生じる利息をご覧ください。

金利 1年間の利息*
年18.0% 30,044円
年14.0% 23,228円
利息差 6,816円

※実際の利息とは異なる場合があります。

上記の場合、1年間で6,816円もの利息差が生じる計算結果となりました。

限度額が高い傾向にあり、まとまった資金を借りやすい

以下のようにカードローンと比べると、フリーローンの限度額は高い傾向にあります。

【限度額の比較表】
カードローン 限度額
プロミス 最高500万円
アコム 最高800万円
SMBCモビット 最高800万円
アイフル 最高800万円
三井住友銀行カードローン 最高800万円
みずほ銀行カードローン 最高800万円
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 最高500万円
りそな銀行 りそなプレミアムカードローン 最高800万円
フリーローン 限度額
横浜銀行フリーローン 最高1,000万円
北陸銀行 ほくぎんフリーローン 最高1,000万円
りそな銀行 りそなフリーローン
(有担保型)
最高1億円

カードローンでは最高500万~800万円のところ、フリーローンによっては最高1,000万円の限度額です。

有担保となりますが、最高1億円の限度額を用意するフリーローンもあります。

1度にまとまった資金を借りたいときは、フリーローンを選んだほうがよいでしょう。

ただし限度額がカードローンと同水準のフリーローンもあります。

りそなプレミアムフリーローン(無担保型)では最高500万円の限度額です。

毎月の返済額が常に一定だから返済計画を立てやすい

フリーローンには返済計画を立てやすいメリットがあります。

元利均等払いであれば、毎月の返済額(元金部分+利息部分)は常に一定です。

また証書貸付タイプのフリーローンでは、一度借り入れたら追加で借り入れはできません。

借り入れ後は毎月一定額の返済に専念するだけ、最終回の返済をもってフリーローンとの取引は完了です。

無理のない返済計画を立てたいときに便利なのが、銀行公式HPの返済シミュレーションです。

返済シミュレーションの結果、毎月の返済額に無理があるときは、希望借入金額を下げて再シミュレーションするとよいでしょう。

フリーローンのデメリット

フリーローンのデメリットは以下の3つ。

フリーローンの3つのデメリット

それぞれデメリットについて詳しく解説します。

融資までに時間がかかる

フリーローンは、カードローンに比べて融資に時間がかかります

カードローンとフリーローン、それぞれの融資までの時間は以下のとおりです。

金融機関 融資までの目安時間
消費者金融カードローン 最短3分~最短即日
銀行カードローン 最短翌営業日
フリーローン 最短2営業日~2週間

フリーローンでは、カードローンのように最短即日に融資は受けられません。

すぐにお金が必要な方は、フリーローンではなくカードローンを選んだほうがよいでしょう。

追加の借り入れができない

証書貸付タイプのフリーローンでは、途中でお金が必要になっても追加で借り入れできません。

完済した後に再審査を受ければ、フリーローンでも追加で借り入れできます。

しかし再審査に必ず通過する保証はありません。

カードローンでは、返済途中でも利用限度額内であれば追加で借入可能です。

カードローンと比べると審査が厳しめ

フリーローンの審査は、カードローンと比べて厳しめと言えるでしょう。

というのも審査基準は金利の高いカードローンより、金利の低いフリーローンのほうが厳しめとされているから。

ローン商品の返済が困難になったときに生じるのが、貸し倒れによる損失リスクです。

貸し倒れによる損失が発生しても金利の高いローン商品であれば、その利息収入によりカバーが期待できます。

しかし金利の低いローン商品では利息収入が少なくなるため、貸し倒れによる損失はできるだけ避けないといけません。

そこで金利の低いローン商品では審査基準を厳しくし、返済能力が高く貸し倒れリスクの低い顧客に絞って貸し付ける場合があります。

よって厳しめの審査に不安がある方は、フリーローンではなくカードローンへ申し込んだほうがいいでしょう。

FP塚越
専門家からの一言
塚越FP社労士事務所 / 塚越 一央
フリーローンのメリットは、カードローンと比べて金利が低めであることです。

利息を抑えたい人は、フリーローンを選択するといいでしょう。

また借入限度額が高いので、高額な支払いがある人にはおすすめです。

デメリットとしては、融資までに時間がかかるので、急いでお金が必要な人には向きません。

また金利が低めなので、審査が厳しめになることに注意しましょう。

カードローンのメリット・デメリット

カードローンのメリット・デメリットも解説します。

フリーローンかカードローン、どちらの商品へ申し込むか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

メリット デメリット
  • 融資までのスピードが早い
  • 無利息サービスがある
  • 限度額の範囲で繰り返し借入可能
  • フリーローンと比べると金利が高め
  • 人によっては借り癖がつく場合がある

カードローンのメリット

カードローンのメリットは以下のとおりです。

カードローンの3つのメリット

上記3つのメリットについて詳しくは以下をご覧ください。

融資までのスピードが早い

融資まで最短2営業日~2週間ほどかかるフリーローンと違い、カードローンは融資までのスピードが早いです。

消費者金融カードローンなら最短即日、銀行カードローンなら最短翌営業日に融資が受けられる場合があります。

またカードローンによっては24時間365日、いつでもWEB完結で申し込めます。

WEB完結の手順をご覧ください。

申込フォームの必要事項に入力
必要書類のアップロード
審査結果の連絡
WEB上で契約

※カードローンによってWEB完結の手順が前後する場合があります。

カードローンによってはWEB完結で契約後、カード到着前に振込融資が受けられます。

WEB完結はすぐにお金が必要な方に便利な申込方法です。

無利息サービスがある

以下のように消費者金融カードローンによっては無利息サービスを提供しています。

消費者金融 無利息サービス
レイク 下記のいずれか
(30日間・60日間・180日間の無利息サービスは併用不可)

  • WEB申込限定で借入額全額が初回契約日の翌日から60日間無利息
    ※契約額1~200万円まで
  • 借入額5万円まで初回契約日の翌日から180日間無利息
    ※契約額1~200万円まで
  • 借入全額が初回契約日の翌日から30日間無利息
アコム 初回契約日の翌日から30日間無利息
プロミス 初回借入日の翌日から30日間無利息
アイフル はじめての方なら、契約日の翌日から最大30日間無利息
SMBCモビット なし

無利息サービスの期間内に完済したときの利息は0円です。

そのため少額の融資を希望する人や、1ヶ月以内に完済できる人は、フリーローンよりも消費者金融カードローンのほうがお得に利用できるのです。

なお無利息サービスの期間内に完済できなくても、無利息サービス期間中は利息が発生しません。

ただし無利息サービスの開始日には、注意が必要です。

たとえばアコムやアイフルは、契約日の翌日から無利息サービスが適用されます。

そのため契約から借り入れまで日数が経過するほど、無利息サービスの期間が消化されるのです。

プロミスの無利息サービスであれば、初回出金の翌日からスタートします。

契約後、いつ出金しても30日間無利息サービスの適用が可能ですよ。

限度額の範囲で繰り返し借入可能

当座貸越タイプのカードローンでは、設定された限度額の範囲で繰り返し借り入れできます。

返済中であっても完済するまで待たずに、お金を借りられるのがカードローンです。

またカードローンでは、審査により顧客の返済能力にあった限度額が設定されます。

返済能力の高い方ほど、高い限度額が設定されやすいです。

ただし新規契約の方は30万~50万円ほどの限度額が目安とされています。

カードローンへ申し込めば、必ず500万~800万円の限度額が設定されるわけではありません。

以上カードローンのメリットを紹介しました。

つづいてカードローンのデメリットを見てみましょう。

カードローンのデメリット

カードローンには以下のデメリットがあります。

カードローンの2つのデメリット

上記2つのデメリットについて詳しく解説します。

フリーローンと比べると金利が高め

カードローンの金利は、フリーローンと比べて上限金利が高めです。

以下のように銀行によっては、フリーローンもカードローンも提供しています。

金融機関 金利
愛知銀行 フリーローン 年5.0%~13.0%
愛知銀行 カードローン 年1.6%~13.9%
住信SBIネット銀行 多目的ローン 年2.975%~4.975%
住信SBIネット銀行 カードローン 年1.89%~14.79%
横浜銀行 ライフサポートローン(多目的ローン) 年3.7%~4.7%
横浜銀行 カードローン 年1.5%~14.6%

上の表のように、同一銀行で金利を比較しても、フリーローンよりカードローンのほうが高めです。

できるだけ利息を抑えたい方にとっては、金利の高さがデメリットとなるでしょう。
※借入金額によってはカードローンの金利のほうが低くなる場合もあります。

人によっては借り癖がつく場合がある

カードローンは、利便性が高いがゆえに、借り癖がついてしまう可能性があります。

借り癖がつく理由として考えられるのが、以下のようなカードローンの利便性の高さです。

カードローン5つの利便性
  • 資金の使いみちが自由(事業性資金は除く)
  • 限度額の範囲であれば繰り返し借りられる
  • インターネットなら最短数分ほどで口座に振り込まれる
  • コンビニATMよりほぼ24時間借りられる
  • 再審査なしで追加の借り入れができる

また借り癖がついてしまい、必要以上に借り入れてしまうと、毎月の返済負担が増えてしまいます。

カードローン毎月の返済額

多くのカードローンで残高スライドリボルビング返済方式を採用しています。

残高スライドリボルビング返済方式をご覧ください。

最終借入後残高*1 毎月の返済額*2
10万円以下 4,000円
10万円超20万円以下 8,000円
20万円超30万円以下 11,000円
30万円超40万円以下 11,000円
40万円超50万円以下 13,000円
50万円超60万円以下 16,000円
60万円超70万円以下 18,000円

※1 最後に借り入れた際の残高
※2 追加で借り入れた場合、最終借入後残高に応じて毎月の返済額が変わります。

残高が10万円以下であれば、追加で借り入れても毎月の返済額は4,000円のまま変わりません。

しかし追加借り入れにより残高が10万円超20万円以下になると、毎月の返済額が8,000円へと上がります

残高が50万円超60万円以下まで増えたときの毎月の返済額は16,000円です

カードローンで安易な借り入れを繰り返すと残高が増えて毎月の返済額が上がり、返済が困難に陥る可能性があります。

ここまでカードローンとフリーローンのメリットとデメリットを紹介しましたが、結局どっちを利用したらいいかわからないですよね。

FP塚越
専門家からの一言
塚越FP社労士事務所 / 塚越 一央
カードローンのメリットは、融資までのスピードが早いことと、繰り返し借り入れができることですが、一番のメリットは無利息サービスがあることです。

消費者金融によりますが、初回に限り30日間利息なしで借りられるので、短期間で返済ができる人はぜひ利用してください。

デメリットの借り癖を防ぐ方法は、お金を借りたら完済するまで、次の借り入れをしないと肝に銘じることです。

フリーローンとカードローンどっちがおすすめ?

次からはフリーローンをおすすめする方、カードローンをおすすめする方を紹介します。

カードローンがよいのか、フリーローンがよいのか、選択に迷ったときは参考にしてください。

フリーローンをおすすめする方

以下に該当する方はフリーローンをおすすめします。

フリーローンがおすすめな人

フリーローンによっては自行口座が必須です。

りそな銀行フリーローンの場合、りそな銀行口座なしの方は契約までに新規開設の時間がかかります。

りそな銀行からの審査回答は最短翌日となるため、フリーローンは当日中に借りられなくてもよい方におすすめする商品です。

カードローンをおすすめする方

カードローンをおすすめするのは、以下に該当する方です。

カードローンがおすすめな人

WEB完結の消費者金融カードローンなら24時間いつでも来店不要で申し込めます

ただし大手消費者金融の審査実施時間は9:00~21:00が一般的であり、審査は24時間体制ではありません

2022年7月7日、即日融資について問い合わせところ、消費者金融から以下の回答がありました。

消費者金融 即日融資のタイムリミット*
SMBCモビット 20:00までにインターネットで申し込み
アコム インターネットで申し込んだ後、本人確認書類を19:30までに提出

※インターネットで申し込んだ場合/即日融資の時間は審査状況によって異なります。

21:00ぎりぎりの申し込みだと、消費者金融からの融資が翌日以降になる可能性があります。

急ぎで借りたいときは、なるべく早めに消費者金融への申し込みをはじめましょう。

FP塚越
専門家からの一言
塚越FP社労士事務所 / 塚越 一央
フリーローンにするかカードローンにするか迷っている人は、お金を借りる目的を考えて、優先順位を明確にすることです。

金利や高額な借入を優先するなら、フリーローンがいいです。

早くお金が欲しい人や無利息サービスを利用したいのなら、カードローンを利用するといいでしょう。

また審査に不安な人は、消費者金融のカードローンのほうが安心です。

両者の特徴をよく見極めて、選んでください。

まとめ

記事内で紹介した、フリーローンの重要なポイントは以下のとおりです。

重要ポイント
  • 資金の使いみちが自由
  • 資金を一括で借り入れられる
  • 金利はカードローンより低め
  • 限度額はカードローンより高め
  • 審査はカードローンより厳しめ
  • 融資まで最短2営業日~2週間ほどかかる場合がある
  • 追加借り入れはできない

証書貸付タイプのフリーローンから借り入れた後は、契約書の内容に沿って返済するだけです。

借り癖が気になる方もカードローンよりフリーローンのほうがよいでしょう。

ただしフリーローンは融資までの時間がかかりますので、急ぎで借りたいときは消費者金融カードローンのほうが便利です。